にじさんじで今まで行われた様々な大会を複数紹介①

配信者界隈の大会と聞くとゲームの中で本気で競い合う大会を連想しがちですが、にじさんじの大会はそれだけではありません。

もちろんゲームの実力で競う大会と言えばの醍醐味、スプラトゥーンや麻雀、マリオカートなどのゲーム大会はにじさんじの中でも特に盛り上がるイベントとなっています。

 

ですがゲームの大会とは別ににじさんじならではのユニークな大会も開かれているようです。

今となっては数百人以上ものライバーが所属しているにじさんじですが、初期の頃から今までにわたっての歴史が垣間見える感慨深いストーリーもあり1層楽しめます。

 

ここではにじさんじ内で過去に開かれた大会を主に紹介していきます。

リスナーの勝敗予想をも覆す、まさかの結果を残したライバーやにじさんじの歴史に大きく残る秘話もありますので良ければ最後までご覧ください。

 

 

目次

にじさんじ麻雀王決定戦

2018年に初めて開かれている麻雀の決定戦大会。

最初の大会ではメンバーが4人と、少人数での参加となりました。

 

出場者である椎名唯華さんや緑仙さん、鷹宮リオンさん、でびでび・でびるさんの4人全員が麻雀のドがつくほどの素人でした。

そんな中、舞元啓介さんの配信が神視点となり、社築さんとジョー・力一さんの3人が実況を行います。

 

気になる結果ですが3位がでびでび・でびるさん、2位が鷹宮リオンさん、1位が椎名唯華さんで最下位が緑仙さんとなりました。

それからというもの、この麻雀大会は毎年正月に行われる恒例大会となります。

 

2023年現時点で70名以上のライバーが随時参加しています。

解説・実況は当初と変わらず舞元啓介さんとジョー・力一さん、社築さんが行い、そのメンバーに加えてルイス・キャミーさん、二日目の一部試合を天宮こころさんが担当しています。

 

 

マリカにじさんじ杯

2018年冬に剣持刀也さんが主催して開かれたのは、マリオカートの大会です。

剣持刀也さんのみが主催ということもあり、現場は配信環境や画面、機材等のトラブルが多数起こります。

 

ここで出演ライバーらが時間をリスナーに感じさせないよう、待機中にコラ画像や宣伝を持ち込む「待機画面芸」というものをし始めます。

今や恒例になっているにじさんじマリオカート大会での待機画面芸ですが、配信トラブルから発端として生まれたのですね。

 

第2回のマリカ大会が開かれた2019年には、全ての工程を1人で仕上げた結果、トラブルを多く起こしてしまったことをきっかけにスタッフと協力しながら進行をしていくことになった剣持刀也さん。

第2回には67名、第3回には以前の大会でシード枠に選ばれたライバーを除く70名と着々と増えていきます。

 

シード枠で出場したライバーが早くも準決勝で負けてしまうなど、予想展開が読めないバトルが多く繰り広げられ、冬の大会といえばマリカ大会だといわれるほどの恒例行事となりました。

優勝者は第1回は成瀬鳴さん、2回目は1回目の大会で惜しくも1ポイント差で優勝に辿り着けなかった葛葉さんがリベンジ達成しています。

 

また3回目では成瀬鳴さんがここでも優勝しており、2位には1ポイント差で不破湊酸が並んでいます。

続いて2021年に開かれた4回目には任天堂ゲームを多く配信している笹木咲さんが優勝。

 

この際笹木さんは1レース目において最下位、5レース目では逆走してしまうなどとてもひやひやするシーンがありましたが、優勝に終わりました。

ここで一つマリオカートの大会において気付く点があるのですが、三枝明那さんは第2回の大会から出場しており、全てにおいて本戦の順位が8位となっています。

 

偶然にしても毎回8位なのは何か運があるのではないかと思ってしまいますね。

そして2022年に大会は5回目を迎え、ここでの優勝者は葛葉さんとなりました。

 

ちなみに三枝明那さんは8位の呪い(?)を脱出し5位となっていますが、4回連続数十人以上の大会本戦に残っているのは驚く結果ですね。

さて、年々行われているこの大会ですが、主催は毎回剣持刀也さんが担当していました。

 

12月20日の配信で彼は自分のやりたいことが十分できたこと、毎年行っているためマンネリ化してしまいそうだからと発言しており、2022年をもって自分主催での大会は幕を閉じたいとのこと。

にじさんじは海外勢と統合したこともあり、更にライバー同士の関わりが増えることから、海外勢も含めて大会をすることに難しさを感じるとの理由があるようです。

 

睡眠時間を削るほど、主催として大会準備に取り組んでいる話をよくしており、主催としてもライバーとしても、多くのライバーをまとめて大会を作りあげていた剣持さん。

寂しいというリスナーの声も多くありましたが、理由を聞いたうえでも致し方ありませんね。

 

ですがこれから「マリオカート自体の大会」が絶対開催されないわけではないので、また他のライバーや運営がこのような大会を開催することに期待です。

 

 

新春!にじさんじすごろく大会

すごろくという文字列を聞くとやはり「楽しいもの」だと感じますよね?

ですがこのすごろく、実は悪魔のすごろくなのだとか…。

 

毎年でびでび・でびるさんのチャンネルで行われているこの大会。

その配信のキャッチコピーは「とってもたのしいすごろく。これはとってもたのしいすごろくだよ。だれもきずつかないし、だれもやけどしないへいわで、たのしい、すごろくです。」というもの。

 

平仮名しかないため少々慣れない文字列ですが、この文章を見て安心する気持ちは愚か、進行していくのがでびでび・でびるさんということもあり、平和に進むという展開が容易に想像できません。

一見名前だけ聞くと楽しいものなのかと思ってしまうこのすごろく。

 

そのマスの内容は「ウサギ小屋のものまねをする。できたら2マス進む」や「最下位と親子芝居をする」、「誰にも言えない秘密を暴露する」など…。

聞くだけでもとても「楽しい」とはいえないネタのようなマスがほとんどなのです。

 

中には「ライバーマス」というものもあり、すごろく企画に参加しているライバーが自身で考えた罰ゲームチックなお題をしなくてはなりません。

もちろんそのマスは他のライバーが踏むものとしているのですが、運が悪い場合は本人が踏んでしまう場合も。

 

2023年のすごろくでは葛葉さんのマスが「情緒不安定になる」で、その次にあるジョー・力一さんのマスが「お前だけ本気ミュージカル」となっていました。

この際に葛葉さんが自分のマスを踏み、その後ジョー・力一さんのマスを踏んでしまい情緒不安定で本気ミュージカルをするという、とてもカオスな内容となりました。

 

 

エンディング

ここまでにじさんじで行われたゲームや企画などの大会について紹介していきました。

VTuber企業の中でも特に「ユニークさ」が輝くにじさんじ。

 

数百名のライバーがいることから、どの大会を見ても違うメンバー同士の新しい絡みや、それこそ新人さんとにじさんじの古きライバーとの化学反応など新しい1面が見られるかもしれません。

特に2022年ににじさんじは海外ライバーをJPライバーへ統合し「にじさんじ」とすることで、以前より更に国境を渡る綿密な絡みが増えているので、その点でも楽しみが増えますね。

 

季節によって決まった大会が開かれ、にじさんじのライバーとともに時間の流れを共有できるのはリスナーとして嬉しいものでしょう。

本記事で気になる大会がありましたら、ぜひアーカイブやこれからの大会配信を見てみてはいかがでしょうか。

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