【徹底解説】VTuberになるには?
あなたは大好きなVTuverの配信を見ながら「あんな風に自分も活躍したい!」と思ったことはありませんか?
しかし、はじめようとしても「何からはじめていいのかわからない」「機材は何が必要なの?」「お金がないとダメなのかな?」などわからないことばかりですよね。
この記事はVTuberを始めるための具体的な方法や必要なものなどを解説します。
「今すぐVTuberになりたい!」と思ってる人にはもちろん「じっくりはじめたい」と思っている人にも参考にしていただける記事になっています。
目次
■VTuberになるメリット・デメリットを解説
VTuber(バーチャルYouTuber)は2次元または3次元のキャラクターで動画配信している人を指しています。自分の姿を公開しないで配信できることには、メリットもありますがデメリットもあります。ここでメリットとデメリットについて解説します。
•VTuberのメリット
VTuberになる大きなメリットはなんと言っても「顔出ししない」ですむことです。
知人に活動していることを知られたくないけど、動画にして何かを伝えたい人には最適です。自分の性格上人に見られていると恥ずかしくて行動できないという人にもあっていると思います。
さらに、一番のメリットは「誹謗中傷」や「特定」を避けられるところです。
現代では簡単に人のことを傷つけるようなことをコメントしたりSNSで個人情報を晒したりできる時代です。多くの人が情報発信できない理由の大きな一つには「自分のことを特定されて誹謗中傷される」ことを恐れていることが多いです。
顔も名前も出さなければ、自分の表現したいことを思いっきりできるようになる人も多いと思います。
•VTuberになるデメリット
顔出ししないですむというメリットがありますが、それを選択することでデメリットも発生します。デメリットは大きく3つあります。
・キャラクターを作成しないといけない
・機材を余計に買わなければいけない
・勉強することも多くなる
の3つです。詳しくは次で内容を紹介しますが、機材やキャラクターを作成することで時間もお金も多く使うことが大きなデメリットになります。
■VTuberになるのに必要なものは何?
ここではVTuberになるために必要なものを徹底解説します。
スマホだけで始めたい人、拘って配信したい人向けの2パターンを紹介します。
これから始めるのに必要な情報なので、ぜひ参考にしてください。
•インターネット環境
これはスマホだけでもこだわり派の人の両方で必要なことです。
「ライブ配信中に途切れてしまった」「動画のアップロードに時間がかかる」など、
仕事効率やチャンネルの信頼関係にも繋がってしまいます。
たまに途切れてしまったりというのは、視聴者が同じ空気感を感じられるので楽しんでくれるかもしれません。しかし、毎回になってしまうと離脱してもう2度と見てくれなくなる可能性があります。インターネット環境を整えることは強くオススメします。
•スマホだけではじめたい人向け
VTuber人気とスマートフォンの進化により数多くのアプリがリリースされました。
アプリによって作成できるキャラ、配信できる場所も違います。
自分好みの場所を見つけるのは大変だと思いますので、ここでは一部の代表的なアプリを紹介します。参考にしてみてください。
REALITY
バーチャルライブ配信アプリ。
アバターを作成できて、ライブ配信やライブ視聴、チャット機能を使うことでユーザー同士の交流も可能です。
カスタムキャスト
株式会社ドワンゴと株式会社S-courtが提供
直感的なUIで容姿をカスタマイズが可能。そしてスマホで気軽にニコニコ生放送でVTuberライブができます。
Mirrativ
スマホ上のあらゆる体験をソーシャル化するプラットフォーム。
スクリーンをミラーリングして、その画面を他の人にも共有するサービス。
いまの自分を伝えられるサービスです。
SHOWROOM V
こちらのアプリの最大のメリットは「既存の配信プラットフォーム」を利用できることです。運営元がライブ配信サービスを運営しているので人が集まりやすいです。
さらにスマートフォンからだけではなく、PCからもアクセスできることが他のアプリとの違いです。
•こだわり派の人向け
ここからは「どうせやるならガチでやりたい」「本気でVTuberとして活躍したい」
と考えている人向けの必要なものの紹介です。
手軽に始めたけど「もっとクォリティの高い動画にしたい」と思っている人にも参考になると思います。
・PC(パソコン)
ライブ配信や動画編集をすることになるので、それなりのスペックが必要です。
簡単に推奨スペックを紹介します。
・CPU:Intel Core i7以上の第8世代以上のもの
・メモリ:8GB以上・できれば16GB以上
・GPU:NVIDIA GeForce GTX 850M 相当以上のもの
細かい条件で必要なスペックが変わります。(2Dか3Dでも変わる)
Webカメラ
顔認証機能に使うだけなので、そこまでこだわる必要はありません。
家電量販店に売っているもので十分です。
マイク
パソコンに内蔵されたものでも対応できますが、聞き取りやすい声の方がリスナーは心地よく聞けます。特に「歌ってみた」系の動画の場合は特に重要です。
オススメはコンデンサーマイクです
アニメーションソフト
VTuberにとってもっとも重要なものは、アニメーションを動かすことです。
必要な機材を買っても、肝心なキャラクターを動かせなければ意味がないですからね。
ソフトも色々な種類があるので、最初は何を選んだら良いか悩むと思います。ここでは初心者にオススメな「FaceRig」を紹介します、
FaceRigとは、表情などの動きを読み取って、その動きをキャラクターに反映してくれるソフトのことです。
編集ソフト
撮影した後に必要なことは「編集」です。今では多くの編集ソフトが出ています。自分にあったソフトを探すの苦労するでしょう。
代表的なソフトを紹介しますので参考にしてみてください。
・Adobe Premiere
Adobeが出している動画編集ソフト。プロjも使う信頼性の高いソフトです
・PowerDirector
Win ,Mac両方に対応。国内販売シェアNo.1のソフト。無料ダウンロードできるので気軽に試せます。
・iMovie
Apple社の動画編集ソフト。無料で使える点が嬉しいです。基本的な動画編集ができるので、これから動画編集をはじめる人にオススメします。
・Final Cut Pro
Apple社が発売しているMac向けの動画編集ソフト。プロ向けなのでMacでガンガン動画編集したい人向け。
動画編集ソフトは数多くあるので、何にすれば良いのかわからないと思いますが、触ってみるか、今では動画で解説しているものが多くあるので、それを参考にしてみるのも良いと思います。
■撮影するための4つの流れ
ここでは配信までの流れを説明します。動画配信までの流れは大きく4つあります。
・キャラクターを作る
・動画の企画をたてる
・動画を撮影する
・動画編集する
の流れです。順を追って説明します。
•キャラクターを作る
まずは一番のメインと言えるキャラクターを作ります。
主に2種類あり、簡単に作るならスマホのアプリを使って作成します。
本格的にキャラクターを作りたいならキャラクターデザイナーさんに依頼しましょう。
自分のイメージ通りに作成してくれるデザイナーさんと出会えれば、理想のキャラを作成できます。
•動画の企画を立てる
次に動画の企画を立てましょう。
・どんな撮影方法なのか
撮影方法は主にライブ配信か収録に別れると思います。
自分の好きな配信方法を選択すると良いでしょう。
・内容は?
内容に関しても選択肢は無限大です!
自分をうまく表現できる方法で撮影しましょう。
例をあげると「歌ってみた」「踊ってみた」「ゲーム配信」「悩み相談」など挙げきれないくらいあります。
内容が決まったら、台本やシナリオを考えましょう。
「どんな話をするのか」「何を歌ってどう動くかなど」です。
「そんなの自分じゃ考えられ得ない!」という人には外注もできますから諦めないでください。
•撮影する
次に撮影なんですが撮影前に、どのような流れで撮影するかの確認や歌や踊りの練習も必要なります。
しかし、できない自分をみてもらい共感してもらうというものもリアリティがありますよね。自分のやりたいことを事前に考えておきましょう。
相談系のものなら、事前アンケートを取るということも必要になります。
準備が終わったら撮影してみましょう。
•編集する
撮影が無事に終わったら編集です。生配信の場合はいりません。
セリフを噛んだり、失敗して撮り直したところをカットしたり繋ぎ合わせます。
さらに効果音やテロップを入れたりもします。
どのような感じの動画にしたいか事前に決めておくと良いかもしれませんね。
•配信する
編集まで終わったら配信します。
ここまでが動画配信するまでの流れです。スムーズに配信するにはスケジュール管理が重要なので、ここまでの流れを確認しながらスケジュールを立ててみましょう。
■まとめ
VTuberになるために必要なことについて解説しました。
少し前まではハードルも高かったバーチャル空間への参入も、現在ではスマホ1台でできる時代です。まずははじめてみて自分に合うかどうかを確認するのもいいですよね。
そしてもっとこだわりたくなったらオンラインや専門学校で学んでみてもいいかもしれません。誰でも気軽にはじめられるので成功できる人は一握り。
人気が出るかは本人の努力次第です。まずは気軽にVTuberデビューしてみませんか?