個人勢VTuberがすごい

有名なVTuberと言えば今や企業所属のVTuberばかりが上がる昨今ですが、個人のまま活動を続ける個人勢VTuberの中にも活躍している方はたくさん居ます。

この記事では個人勢VTuberが凄いということで、今活躍している個人勢VTuberを何人かピックアップして紹介していきます。

 

 

目次

甲賀流忍者ぽんぽこ&ピーナッツくん

2017年ごろから活動し続けていて、リアルイベントも多く行っている個人勢VTuberです。

主に甲賀流忍者ぽんぽこさんとピーナッツくんの二人組ユニットで活動しています。

 

もともとは「オシャレになりたいピーナッツくん」というYouTubeに投稿されていた個人制作アニメのキャラクターでしたが、後にVTuber化して今の活動形式になりました。

企業個人問わず総勢50名以上のゲストが出演して24時間配信をする「ぽんぽこ24」というオリジナル企画の生配信はVTuber界でも有名なので、知っている方も多いかも知れません。

 

また、VTuberとしてのアバターだけでなくきぐるみの姿も持っていて、ゆるキャラグランプリの「企業・その他」部門では2019年にピーナッツくん、2019年には甲賀流忍者ぽんぽこさんがグランプリを取り、史上初のユニットによる連覇を成し遂げました。

さらにはパペットの姿も新たに手に入れたため、VTuberの姿では撮影できなかったような映像表現が可能になりました。

 

最近のVTuberは生配信が主流ですが、甲賀流忍者ぽんぽこさんとピーナッツくんは動画配信をメインでやっています。生放送と違い、編集が多く入るからこその動画のテンポの良さが人気の秘訣ではないでしょうか。

先述した24時間の生配信では、VTuberやYouTuber、クリエイターなどから募集したPR用の動画をCMとして数百件無料で流すなど、普段あまり目に触れることのない人たちを将来のファンに見つけてもらうための活動も行っています。

個人勢のVTuberを追うなら、最初に見ると良いVTuberではないでしょうか。

 

 

おめがシスターズ

おめがシスターズは、おめがレイさんとおめがリオさんの双子姉妹の個人勢VTuberユニットです。

一時はVTuber支援プロジェクトに所属していましたが、プロジェクトが活動停止となったため再び個人勢に戻りました。

 

YouTube上での活動は、基本的に生配信ではなく動画投稿で行っています。

また、おめがシスターズは歌が得意で、数多くの歌ってみた動画やオリジナル曲を投稿しています。

 

普段の配信と歌っているときのかっこよさのギャップが大きく、まるで別人のようだとも言われているため「実は喋り担当とは別に歌担当の人が居る」といったドッキリを他のVTuberに仕掛けたこともありました。
VTuberとしては珍しく実写映像を使うことが多く、どちらかというとYouTuberに近い企画も多めです。

2022年には、実写動画で顔だけVTuberにするというVTuber界ではかなり斬新な試みをして話題になりました。

 

そのため、これまでのVTuberには不可能だったような企画も可能となり、VTuberが触れてこなかった企業案件も多数獲得しています。

動画編集技術が高いことと「ご飯を作る暇があったら動画編集する」という活動スタイルが相まって、短い時間の中に面白さが凝縮された動画が数多くあるのが人気の理由でしょう。

どんな奇抜なことをしてくるか分からない個人勢VTuberを見たいなら、おすすめできるVTuberです。

 

 

名取さな(なとりさな)

完全に無所属かつ個人で活動している個人勢VTuberです。

個人勢VTuberでありながらバーチャルではない現実世界でソロライブイベントを行っていたり、大手VTuber事務所の主催する企画にゲスト参加していたりと個人とは思えない活躍をしています。チャンネル登録者数も30万人を超えているほど。

 

また、バーチャルナースという設定から宮城県名取市の献血キャンペーンガールを務めた際に「献血ガール」として海外でニュースに載ったことや、にじさんじのオーディションを受けて2回落ちたエピソードなどでも有名です。

「ていねいなインターネット」を心がけていて、なにか発言をするたびに関係各所に配慮した言い回しをしているため、2018年から現在まで目立った炎上騒ぎがないことも特徴です。

 

しかし、ファンとの距離は近く、配信ではいつも視聴者と小学生レベルの言い争いを繰り広げていて、いわゆる「プロレス」として楽しまれています。

普段は明るい性格と可愛らしい姿で配信をしていますが、配信中の背景は真っ白い部屋に分厚い鋼鉄のドア、天井には監視カメラ、ベッドには包丁の刺さったぬいぐるみと不穏な要素が詰まっています。

 

また、本人が一切そのことに触れないことで、さらに不穏さを増しています。

ただし、普段の配信ではずっと明るいままなので、不穏な考察要素は一部のコアなファンにだけ向けたファンサービスの一種なのかもしれません。

大手事務所のオーディションに落ちた方が、個人で活動を始めてVTuberとして成功した例を挙げるならまず外せないのが、この名取さなさんでしょう。

 

 

天開 司(てんかい つかさ)

天開 司さんは、2018年から活動している個人勢のVTuberです。

にじさんじではありませんが、同じ会社が運営する系列グループのにじさんじネットワークに所属していたこともありました。

 

また、2021年より日本テレビが展開する「V-Vlan」というVTuberネットワークにも参加しています。

名前を区切るところを間違えると大変なことになるVTuberとしても有名です。

 

というのも、ある有名な漫画のキャラクターに見た目も名前もそっくりな「微糖カイジ」という配信者が居ました。

しかし、あまりにもそのまま過ぎるので活動を続けていく中で動画が「権利者による削除」をされてしまいました。

 

元々「怒られたらやめる」と宣言していたのであっさりと引退。

その後に、関連性は不明だが微糖カイジさんと同じ形の顔の傷などの特徴を持つVTuberとして登場したのが天開 司さんです。

 

現在ではパロディ元の権利を持つ会社の方からも受け入れられているようですが、このような経緯があるので名前のところはネタとして有名になりました。

天開 司さんは大型企画が得意で、企業個人問わず様々なVTuberを呼んで大きな企画をしたり、にじさんじの公式番組に出演したりしている珍しいタイプの個人勢VTuberです。

大型のコラボ企画が好きな方にはおすすめの個人勢VTuberでしょう。

 

 

しぐれうい

しぐれういさんは、本業はイラストレーターと漫画家でクリエイター系VTuberとしても活躍している個人勢VTuberです。

ホロライブ所属VTuberのキャラクターデザインを手掛けたことが縁でVTuberとなりました。

 

そのため、大手所属VTuberとの仲もよく、多くのVTuberたちと共演しています。

登録者数もかなり多く、70万人を超えています。

 

大手事務所に所属するVTuberとくらべてもかなりの登録者の多さと言えるでしょう。

また、ゲームが弱いことで有名で、コラボ企画ではぼろぼろに負けて煽られていることがよくあります。

歌にイラストにデザインにと多方面で活躍するクリエイター系VTuberでありながら、個人勢VTuberとして活躍しています。

 

 

まとめ

今回は5人ほど紹介させていただきましたが、個人勢VTuberは紹介しきれないほどたくさん居ます。それこそ1万人以上いますから。

また、普段はYouTuberでありながらVTuberの姿も持っているガッチマンVさんなど、掛け持ちでVTuberをやっている個人勢VTuberなんて変わり種も存在します。

 

本当にいろいろな個人勢VTuberが居るので、普段よくメディアに露出している大手所属のVTuberだけでなく、個人勢VTuberにも目を向けてみることをおすすめします。

何千何万といるVTuberの中から、自分の趣味にピッタリのVTuberを見つけられるかもしれません。

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