雑談の面白いVTuberを紹介
最近はVTuberも多く居るため、見てみようと思ってもどこから手を付ければ良いかわからない方も多いかと思います。
そんな方のために、本記事ではおすすめの「雑談の面白いVTuber」を紹介していきます。
今回紹介するVTuberの他にも雑談が面白いVTuberはたくさん居るのですが、流石に紹介しきることはできないので、5名だけピックアップしての紹介とさせていただきます。
目次
ジョー・力一(ジョーりきいち)
ジョー・力一さんは、フリーランスとして活動する正体不明のピエロというキャラクターで配信をしているVTuberです。所属はにじさんじ。
正体不明という設定があるのにもかかわらず、住んでいる地域や生活状況についての情報を自分からうっかり漏らしてしまっているところはご愛嬌です。
派手な見た目のインパクトだけかと思いきや、その見た目を裏切らない道化師らしいトークが魅力で、見ている人を楽しませてくれる配信となっています。
また、トークだけでなくオリジナリティのある企画を立案して運営することも得意なため、生粋のエンターテイナーと言えるでしょう。
普段から定期的に雑談配信やラジオ風配信をやっていると話題が尽きてしまいがちですが、それでも話題を出し続けることができるのはジョー・力一さんの天性の才能としか言えません。
また、歌がうまいことでも有名ですが、あえてモノマネをしながら歌うというネタ企画もやっているので、雑談以外の配信でも楽しむことができます。
尽きることのない話題で道化師らしく楽しませてくれる雑談配信を見たい人に、おすすめのVTuberがジョー・力一さんです。
以下のラジオ風番組では雑談力の身に付け方についても語っているので、興味がある方はぜひ視聴してみてください。(小学生レベルの下ネタがあるので注意してください)
月ノ美兎(つきのみと)
月ノ美兎さんは、にじさんじの顔とも言える委員長キャラのVTuberです。
公式設定では「性格はツンデレだが根は真面目な学級委員」となっていますが、その設定がしっかりと守られていたのは本当に初期の初期だけであり、配信を始めてすぐに個性の強さが話題になりました。
高校生という設定のはずなのに「高校生だったとき」と言ってしまったり、お酒の話をしてしまったりもしています。
その際、視聴者に突っ込まれると話の最後に「夢の中の話なんですけどね」など明らかに不自然な注釈をつけるのもお約束に。
癖の強い人が多いと言われているにじさんじでもトップクラスの癖の強さなので、雑談配信も聞いていて飽きない内容となっています。
いわゆる「古のインターネット」ネタを得意としていると言われがちですが、意外と知らないことも多く、どちらかというとサブカルチャー寄りのテーマが得意なVTuberです。
インターネットで流行ったネタや言葉を使いこなすのが得意な名取さなさんとユニットを組んだ「インターネット女」としても活動していて、2000年代にインターネットで流行ったようなネタで視聴者を懐かしい気持ちにしているので、そちらもぜひ見てもらいたいところ。
普通の人が経験したことがないような特殊な経験を語る雑談も得意なので、癖の強い雑談配信が好きな人にはおすすめです。
10分でわかる月ノ美兎という初期の頃の動画がありますので、興味のある方は見てみてください。
剣持刀也(けんもちとうや)
剣持刀也さんは「16歳の高校2年生。剣道部所属の、隠れまじめ系男子」という設定のVTuberです。所属はにじさんじ。
同僚にも力也(りきや)と間違えられていましたが、刀也で「とうや」が正しい名前です。
トークと顎の鋭さには定評があり、視聴者や同僚のVTuberからもよくネタにされています。
剣持刀也さんは単独での雑談も面白いのですが、特に他の人や視聴者と絡んだときのツッコミはキレが良いので、ぜひとも見ていただきたいところです。
そのため、VTuber同士のコラボ配信ではよく弄られる側になっています。
また、アイドル的な活動をしているVTuberとは配信のスタイルがまったく違っていて、コメント欄で視聴者と殴り合っていることもよくあるため、初めて配信をみた視聴者がコメントにびっくりしてしまうということもよくあります。
言ってしまえば、視聴者とプロレスのようなやりとりを楽しく繰り広げているところこそが、剣持刀也さんの雑談配信の面白さでしょう。
視聴者からの辛辣なコメントや無茶振りに切れ味鋭いツッコミで切り替えしていく姿は流石としか言えません。
いまではもっと進化していますが、初期の配信から既に切れ味が鋭いのでぜひ見てみてください。
宝鐘マリン(ほうしょうマリン)
宝鐘マリンさんは、海賊船を買うために配信活動で資金を貯めているという設定のVTuberです。所属はホロライブで、宝鐘海賊団の「船長」の名でファンに親しまれています。
公式設定は17歳ですが、90年代から2000年代のオタク文化やインターネット文化に明るいことと、特徴的な声をしていることから、視聴者からはよく「おばさん」と言われることがあり、本人も定番ネタとしています。
また、大手企業所属のVTuberとしては珍しいほど下ネタをよく話しますが、少年誌に載せられないレベルを超えそうになるとスパッと切り上げるという丁寧さも持っているため、安心して見ることができる配信です。
学生時代のオタクエピソードは本当にクセの強いものが多いので、ぜひとも聞いてみて欲しいところ。
過去に自分が描いたオリジナルキャラクターを晒す企画配信や、過去に作ったゲームを実況される配信もされていて、本人が恥ずかしさで絶叫するのは伝統芸のようになっています。
90年代~2000年代のオタクトークと少年誌レベルの下ネタが好きな人にはおすすめできるVTuberです。宝鐘マリンさんの雑談を視聴すれば、きっと平成を懐かしむことができるでしょう。
公式で見どころを10分にまとめた動画があるので、興味がある方は見てみてください。好みは分かれるかも知れませんが、この切り抜きをみて楽しめた人なら配信も楽しめるでしょう。
名取さな(なとりさな)
名取さなさんは、ば~ちゃるな~すを自称しているVTuberです。
ホロライブやにじさんじ、774inc.などに所属するVTuberの配信にコラボで参加していたり、にじさんじや774inc.所属VTuberの公式グッズのイラストを描いていたりもするため企業所属と間違えられることが多いですが、個人で活動しています。
一般常識が所々抜けているのにも関わらず、インターネットで流行ったものは全て知っているかのような知識量が特徴で、インターネットミームの申し子といった異名もありました。
2000年代からのオタク知識とインターネットミームに視聴者との言葉の殴り合いを混ぜた雑談配信は、今は亡き古きインターネットの空気を感じさせてくれる配信に仕上がっています。
雑談配信ではことあるごとに視聴者が名取さんに突っかかるので、新規のリスナーがコメント欄をみて驚くこともよくありますが、視聴者には好評です。なお、チャンネル内では視聴者同士であっても馴れ合いが禁じられています。
また、名取さなさんは「ていねいなインターネット生活」を掲げていることも特徴です。
その一例ですが、雑談中に「こち亀」の正式名称が思い出せず、意図せずにライトノベルの長文タイトルみたいになってしまった際、さらにライトノベルの長文タイトル風にしていく大喜利を始めて視聴者と盛り上がりましが、ひとしきり盛り上がった後にはライトノベルの長文タイトルにもしっかりとした戦略的な理由があることを説明し、揶揄する意図はないことも示して締めていました。
雑談配信で、一昔前のインターネットの空気感を味わいたい方におすすめできるVTuberが名取さなさんです。
少々長いのですが、雰囲気が一発でわかる雑談配信があるので興味が湧いた方はぜひ見てみてください。
まとめ
この記事では「雑談が面白いVTuber」と言われている方を5名紹介してきました。
どの方も、個性豊かで面白い雑談配信をしてくれているので、一度だけでも見てほしいと思います。
また、冒頭でも述べましたが、この他にも雑談が得意なVTuberはまだまだ多くいますので、自分の趣味に合ったVTuberを探してみると良いでしょう。
この記事が、そのお役に立てたなら幸いです。