VTuberのバレンタイン企画で面白かった配信を紹介
バレンタインといえば、VTuberにとっても大きな季節イベントです。
そのため、多くのVTuberがバレンタインに企画配信をしたり、バレンタインイベントをしたりしています。
そんなバレンタインの企画配信ですが、2月14日に多くの配信が集中するため、見逃してしまった配信がある人も多いと思います。
そんな方に向けて、再生数が多かったものや高評価が多かったもの、当時SNSで話題になったものから面白かったものを5つほどピックアップして、紹介していこうと思います。
目次
【ラブラブ料理】バレンタインといえば、この料理だよね・・・♡【因幡はねる / あにまーれ】
まず1つ目は、因幡はねるさんによるバレンタインの配信企画です。
因幡はねるさんは774inc.のあにまーれに所属するVTuberで、あにまーれのリーダー(雇われ店長)を務めています。
このバレンタイン企画は「バレンタインといえば、この料理」とタイトルに入っているのですが、冒頭から明らかにバレンタインからとは関係ない料理を「バレンタインといえばこれよこれ!」と言い出す茶番が始まります。
また、視聴者もそれに乗って「やっぱりバレンタインと言えば○○○だよね」と話をあわせて茶番を楽しんでいました。
それだけでは単なる一発ネタのバレンタイン企画で終わってしまうところですが、因幡はねるさんの企画が一発ネタで終わるわけがなく、そこからとても攻めた展開になります。
いきなり「ねるちゃんへの愛が本物かどうか確かめさせてもらう」と言い出し、画面に写ったチョコやクッキーの中から自分が作ったものを当ててみせろというクイズが唐突に始まる展開に。
そしてアンケート機能を利用し視聴者に答えさせるのですが、間違えるたびに画面が真っ赤に染まり、病んでいるような口調で問い詰めてきます。
ひとしきり問い詰め終わった後は何事もなかったようにとても明るい口調で同じクイズを最初からやり直すのですが、その急激な温度差にもついていく視聴者はさすが因幡はねるさんの視聴者と言ったところ。
因幡はねるさんの配信を普段から見ている人には読めてしまうかもしれませんが、クイズは面白い結末を迎えるのでぜひ切り抜きだけでも見てみてください。
【恋愛相談】恋バナ女子会【にじさんじ 魔界ノりりむ】
2つ目は、にじさんじ所属の魔界ノりりむさんによる恋バナ女子会です。
企画を主催した魔界ノりりむさんはサキュバスの子供という女性VTuber。
「バレンタイン+女子会」というと普通にありきたりな企画に思えますが、なんと女子会のコラボ相手は男性VTuberです。男性Vtuberとの女子会という攻めた企画ですね。
事前の告知でも「女の子だけで恋バナするからみんなの恋愛相談ください」とツイートしていて、コラボ相手はシルエットの情報しかない状態で始まりました。
実際には、同じにじさんじ所属の人気男性VTuberの葛葉さんと卯月コウさんに女装をさせた状態で「バレンタイン限定女子会」として配信をしたのがこの企画です。
配信内容は主に視聴者から来た悩みの相談なのですが、3人とも着眼点がまったく違うため3人の間で議論しながら話が進んでいくところが非常に聞いていて心地よい配信でした。
女装した男性VTuberと女子会をするという趣旨以外は特に変わったことはありませんが、女装した葛葉さん(サーニャ)と卯月コウさんと3人で行う掛け合いが面白かったため、バレンタイン当日というVTuberにとって激戦の日にも関わらず多くの視聴者が集まりました。
アーカイブは90万再生を越えていて、魔界ノりりむさんの動画の中では特に人気の動画になっています。
【#ひよクロコラボ】女子力対決~バレンタインできゅん♡編~【紫水キキ / ひよクロ】
3つ目は、紫水キキさんによる「女子力対決~バレンタインできゅん♡編~」です。
今回紹介する中では、唯一の正統派バレンタイン企画かもしれません。
このバレンタイン企画に参加しているのは774inc.所属グループ「緋翼のクロスピース」のメンバーである茜音カンナさん、涼海ネモさん、家入ポポさん、橙里セイさん、瑚白ユリさんの5人に主催の紫水キキさんを加えた総勢6人。
バレンタインに女性VTuberが集まって女子会をするという普通の企画に見えますが、女子力対決と銘打っているとおり、ひよクロ(緋翼のクロスピース)メンバー同士でいわゆるプロレス的な言葉の殴り合いが発生します。
このバレンタイン企画は、相手をきゅんとさせることを目的としたスイーツやコーデをそれぞれが用意し、事前アンケートの結果をランキング形式で発表しながらトークをしていく企画構成です。
また、774inc.では珍しく公式が箱推しを推奨しているひよクロらしく6人の息がぴったりで、6人も居るにも関わらず女子トークパートも煽りあいパートも流れるようにトークが進んでいくのでストレスなく聞いていられるコラボ企画でした。
女子らしさと女性VTuber特有の煽りあいの両方を兼ね備えた女子トークが見られる企画配信として、おすすめのバレンタイン企画動画です。
【壺男】バレンタイン飲酒!久々にやっちゃいますか、っと。inノエスタオフコラボ【白銀ノエル/兎田ぺこら】
4つ目は、白銀ノエルさんと兎田ぺこらさんによる「バレンタイン飲酒!久々にやっちゃいますか、っと。inノエスタオフコラボ」です。
ここまで紹介してきたバレンタイン企画は、チョコや恋愛などバレンタインに関係があるものにひねりを加えてきた企画でしたが、この配信はバレンタインと書いているのにまったくバレンタイン要素がありません。
2018年~2019年ごろにVTuberに流行した「壺おじ」こと『Getting Over It』を2022年のバレンタイン当日に飲酒しながら2人でプレイするという、一体なぜそうなったのかまったく分からないバレンタイン企画です。
それでもチャンネル登録者100万人を大幅に超える兎田ぺこらさんと白銀ノエルさんの人気のおかげか、バレンタイン当日という激戦の日にも関わらず多くのファンが視聴していました。
『Getting Over It』は見た目の数倍難しい上に、たった一回のミスでそれまでの全てが水の泡になってしまって同じ所を何度もプレイすることが多いゲームです。
そのため、見ている側が飽きてしまいやすいゲームですが、お酒の入った2人のトークで見ていて飽きない配信に仕上がっています。
配信タイトルにしかバレンタイン要素がありませんが、他のVTuberがバレンタイン企画を出してくるバレンタイン当日にも関わらず、あえてバレンタインとはまったく関係がない配信をバレンタイン企画としてぶつけてくるという、ある意味ではバレンタインにしかできない企画が、このバレンタイン飲酒です。
【手作りチョコ】やけくそ凶゙悪゙バ゙レ゙ン゙ダイ゙ン゙【凶゙悪゙おんなのこVTuber】
最後は、個人勢VTuberの蛾楽ガラさんによる「やけくそ凶゙悪゙バ゙レ゙ン゙ダイ゙ン゙」の紹介です。
蛾楽ガラさんは、配信タイトルにもついているとおり、普段からずっと濁点がついたような話し方をすることが特徴のオレっ娘VTuber。
このバレンタイン企画は、自身でデザインしたチョコを実際に手作りする実写動画(設定上はまるで実写のような超絶美麗アニメーション)を再生しながらVTuberとしてトークを繰り広げるという構成です。
ハイテンションで叫んだりローテンションで呟いたりしながら明らかに間違った知識で手作りチョコを作っていく動画だけでも面白いのですが、ひたすらハイテンションでその動画にツッコミを入れながら配信をしていく姿は「やけくそ」としか表現できないでしょう。
この配信は、あまりも独創的すぎるチョコになってしまったため、手作りチョコを作っている動画のはずなのに「土」「プランター」「墓」「ミニ四駆」などのワードが飛び交うバレンタインとは思えない配信になりました。
コメントに困るような微妙なチョコ作りに対してひたすらハイテンションでツッコミ続けるという、タイトルにまったく恥じない「やけくそ」感が最高のバレンタイン企画配信なので、ぜひ見てみて欲しいバレンタイン企画配信です。
まとめ
この記事では、バレンタイン企画の中から視聴者数が多かったものや高評価が多かったもの、SNSで話題になったものから5つだけ紹介させていただきました。
今回紹介できなかった中にも、バレンタインの面白い企画配信はたくさんあります。
様々なVTuberが個性豊かな企画を考えて配信しているので、自分の趣味に合うバレンタイン企画がないか探してみてください。きっと面白い動画に出会えると思えます。