周央サンゴ×志摩スペイン村コラボイベント 「みなさま~(広報大使)志摩スペインゴ村へ、来て!」の開催 が2月11日~4月2日に決定
にじさんじ所属の周央サンゴさんと志摩スペイン村のコラボイベントが開催されることになりました。
しかし、周央サンゴさんを知らない方や、知っていてもなぜスペイン村とコラボするのか分からない方も多くいると思います。
この記事ではそんな方に向けて、周央サンゴさんと志摩スペイン村のコラボイベントの概要や周央サンゴさんの紹介、コラボに至った経緯などを簡単に紹介していきます。
目次
周央サンゴさんの紹介
周央(すおう)サンゴさんは、にじさんじに所属するVTuberで、5人組ユニット「世怜音演劇同好会」のメンバーのひとりです。
サンリオや女児向けのアニメが好きな中学生の女の子として配信をしています。
可愛らしい外見と声でありながら、非常にユーモアあふれる面白いトークが人気のVTuberです。マシンガントークを繰り広げる場合も多くありますが、周央サンゴさんのトークは早口になっても聞き取りやすいので、好きな話題で早口なマシンガントークをしているところもファンに好評です。
配信内でもことあるごとにサンリオの話を語るため、「隙あらば自分語り」を略したインターネットスラングの「隙自語」にかけて「隙サ」(隙あらばサンリオ語り)というコメントが流れることも多くあります。
また、愛称でもある「ンゴ」という一人称が特徴的なことでも有名です。ただし、インターネットスラングである「ンゴ」の語源とは無関係であり、若年層に流行って意味が変化していったものを取り入れたものとされています。
今回のコラボイベントにも関係しますが、2021年12月と2022年5月に「志摩スペイン村」を配信で紹介してインターネット上で話題になり、後に公式プロモーションが行われたというエピソードがあります。
周央サンゴ×志摩スペイン村コラボイベント「みなさま~(広報大使)志摩スペインゴ村へ、来て!」の概要
2023年の2月11日(土曜・祝日)から4月2日(日曜)まで、三重県志摩市の志摩スペイン村で周央サンゴさんとのコラボイベントが行われます。
以下、主なコラボ内容を解説していきます。
周央サンゴのわくわくスタンプラリー in 志摩スペイン村
パーク内でスタンプを集めると、周央サンゴがコラボしているオリジナルステッカーが手に入ります。集めるスタンプはパーク内に4つ。
スタンプラリーの概要は以下のとおり。
料金 | 1,500円(チュロス引換券付き) |
販売場所 | テーマパークエントランス・ホテル志摩スペイン村フロント |
ステッカー配布場所 | 総合インフォメーション |
また、ホテル志摩スペイン村にも記念スタンプがありますので、そちらも記念に回ってみても良いかも知れません。記念スタンプはホテル内のロビーにあります。
周央サンゴと見る『空とぶドンキホーテ』
志摩スペイン村内のカンブロン劇場で上映されている『空とぶドンキホーテ』と周央サンゴさんのコラボです。
通常のものに周央サンゴさんの副音声を加えた特別版の『周央サンゴと見る空とぶドンキホーテ』が特別上映されます。周央サンゴさんのファンの方なら見逃せないでしょう。
志摩スペイン村のテーマソングでもある『きっとパルケエスパーニャ』も聴けるため、志摩スペイン村の公式サイトでもおすすめされています。また、同曲は志摩スペイン村のファンに「勝利確定BGM」とも呼ばれ愛されている曲です。
上映時間は約20分で、上映回数は1日3回となっています。ただし、18時に閉園する日に限り4回上映予定です。
限定コラボメニュー
コラボ期間中は、志摩スペイン村内の店舗で、周央サンゴさんとのコラボメニューを楽しむことができます。
レストランの「アミーゴ」では「周央サンゴのtastyチュロサンデー」(800円)、カフェの「ミ カサ」では周央サンゴのたっぷり苺ワッフルプレート(1,600円)・サンゴちゃんラテ(700円)が販売されています。
限定コラボグッズ・プリントシール機コラボ
周央サンゴさんと志摩スペイン村のコラボイベント期間中は、スーベニアショップ「アスタ ラ ビスタ」で限定コラボグッズが販売されます。
ただし、数量に限りがあることと個数制限がされる場合もあることに注意が必要です。(転売対策のためとなっています。)
また、カンブロン劇場の待合スペースには、周央サンゴさんと一緒に撮れるプリントシール機が設置されています。
コラボプリントシール機で一緒に撮ったシールは、一生の思い出になるかもしれません。
周央サンゴさんが志摩スペイン村とコラボすることになった経緯を簡単に紹介
ことの発端は、2021年の12月に行われた雑談配信までさかのぼります。
周央サンゴさんはこの雑談配信で、友人と共に志摩スペイン村のテーマパークである「パルケエスパーニャ」に訪れたことを語ります。
まるで企業からプロモーション案件を受けているかのように志摩スペイン村の良いところを熱く語っていたため、同配信に志摩スペイン村のTwitter公式アカウントが反応。
志摩スペイン村側が公式Twitterで紹介したことからTwitterのトレンドに上がり、話題になりました。
その後も2022年5月の配信で再び訪れた話をし、前回以上に「パルケエスパーニャ」について熱く語るなど志摩スペイン村を推し続けたため、同年の8月には公式プロモーションが実現しました。
その志摩スペイン村の公式プロモーションの動画はこちらです。
元々の配信でも「志摩スペイン村には人が居ない」ということを何度もネタにしていましたが、今回の公式のプロモーション動画内では「貸し切り」となっています。
この志摩スペイン村の公式プロモーションも話題になり、12月末には志摩スペイン村の公式からバーチャルアンバサダーへの就任が発表され、今回の周央サンゴ×志摩スペイン村コラボイベント「みなさま~(広報大使)志摩スペインゴ村へ、来て!」が実現することとなりました。
自分が行って来た話を配信でしたところから始まり、志摩スペイン村の公式アカウントに認知され、案件を獲得して今回のコラボまで行くという流れは、VTuberの案件獲得としては理想的な流れと言えるのではないでしょうか。
周央サンゴさんが読売新聞に「ネットのキャラ」と表記された件について
このコラボイベントを紹介した読売新聞オンラインの記事のタイトルが『ネットのキャラ「周央サンゴ」 スペイン村PR』となっていて、ちょっとした騒ぎになりました。
記事の内容はこのコラボイベントの開催の告知とこれまでの経緯を端的に書いたものでしたが、タイトルにVTuberでもVライバーでもなく「ネットのキャラ」と表記したことに対して多くの人が反応する事態に。
しかし、当の周央サンゴさんはTwitter上で「VTuberやネットになじみのない人にとってこの上なくわかり易い書き方」とフォローし、反応した人たちに対しても「自分や自分のファンの代わりに怒ってくれている人は落ち着いて」と反応した人の気持ちにも一定の理解を示しながらなだめるなど、大人な対応を見せて事態の収束に努めました。
ただし、周央サンゴさんはそれだけにとどまらず、Twitter上で「ネットのキャラっぽいことしたくなってきた」とツイートしたり「ネットのキャラはこんなこと言わない」と言うファンに対して「読売新聞が言ってんだ、おれがネットのキャラだ」とリプライをしてネタにしたりするなどして「ネットのキャラ」を新たな肩書きとして活用する姿勢も見せています。
まとめ
この記事では、2月11日から行われる周央サンゴ×志摩スペイン村コラボイベント 「みなさま~(広報大使)志摩スペインゴ村へ、来て!」の開催日程やその内容、周央サンゴさんが志摩スペイン村とコラボすることになった経緯などを解説してきました。
このコラボイベントは、VTuberが自分の好きなものを語っていたら公式に認知されて案件を獲得したという経緯から、VTuberにとって最高のコラボイベントのかたちと言えるでしょう。
周央サンゴさんのファンはもちろん、周央サンゴさんをよく知らない方もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。