にじさんじ所属の月ノ美兎と剣持刀也がメンバーシップを開設!

2023年2月7日の配信で、月ノ美兎さんと剣持刀也さんがYouTubeのメンバーシップを開設することが発表されました。

メンバーシップをやっていないことで有名な2人がメンバーシップを開設することとなったため、twitterのトレンドにあがるほどの話題になりました。

 

この記事では、月ノ美兎さんと剣持刀也さんがメンバーシップを開設するに至った経緯や、メンバーシップ開設を懸けた勝負の様子、今後の予定などについてかんたんに説明していきます。参考になれば幸いです。

 

 

目次

メンバーシップとは何か

メンバーシップとは、視聴者が月額料金を払うことで加入し、メンバー限定の特典を得られるYouTubeの機能です。

メンバーシップに入ると主に以下のような特典を受けられます。

 

  • コメント欄でメンバー限定の絵文字(スタンプ)が使用できる
  • 名前の最後にメンバーであることを示すバッジが表示される
  • メンバー限定の配信を見ることができる

 

メンバーシップの月額料金は配信者が選ぶことができるため、チャンネルによってメンバーシップの料金は変わります。

このメンバーシップを利用することで配信者に安定した収益が入るため、多くのVTuberがメンバーシップを利用しています。

 

 

月ノ美兎と剣持刀也がメンバーシップ開設に至った経緯を解説

月ノ美兎さんと剣持刀也さんは、メンバーシップをやっていないことでも有名な2人でした。

にじさんじ所属VTuberは100名を大きく越えていますが、メンバーシップをやっていない人は数えるほどしかいません。

 

しかも、月ノ美兎さんと剣持刀也さんはこれまでのVTuber活動の中で「メンバーシップをやるつもりはない」と発言していました。

例えば月ノ美兎さんは「無意識化でリスナーを差別するような気がして怖いんですよね」と言っていますし、剣持刀也さんは「中学生だからメンバーシップに入れない」とコメントしたファンに対して「お前のために(メンバーシップを)やらない」と言っています。

 

その両名がメンバーシップを解説するに至った経緯として挙げられているのが、この「月ノ美兎VS剣持刀也」のライブ配信です。

 

「負けたらメンバーシップ開設する」という勝負をした月ノ美兎と剣持刀也

先ほど紹介した「月ノ美兎vs剣持刀也」の動画の冒頭で、これまでメンバーシップをやらないと宣言していたことや、それにかかわるエピソードを披露し、「メンバーシップを始めないために絶対に勝つ」と両名とも意気込みを見せていました。

しかし、その直後から「負けたらどのようなメンバーシップの特典バッジを採用するか」を紹介しはじめるなど、開始10分もしないうちから本音が見え始めます。

 

当人は「よく知らない」「あそびだから」といいつつも、非常に作り込まれたメンバーバッジを披露しはじめたため、視聴者もすぐに企画の意図を察してしまい「ふたりとも乗り気じゃないか」といったコメントが多く寄せられました。

実際の勝負は「ビーチフラッグ」、目隠しをしている状態で切り合う「気配切り」、「エアホッケー」などで行われましたが、非常に面白い戦いになっていたため、ぜひとも実際に見てもらいたいと思っています。

 

とくに最後の種目となる「叩いてかぶってジャンケンポン」では、お互いの都合により完全にゲームのルールが崩壊してしまい、自分が勝ったのか負けたのかすら毎回相談をしないと理解ができないほど混沌とした状態になっていました。その様子は言葉では表せない面白さのため、ぜひとも視聴してみてください。

この企画の結果として、両名ともメンバーシップを開設することになりました。

 

後に「勝負は茶番で最初からメンバーシップをやりたかった」と動画内で語った件について

「月ノ美兎VS剣持刀也」の配信の中でも触れられてしまい慌てて否定しましたが、それでも一部のファンの間では、にじさんじの人気ライバー(VTuber)である両名にメンバーシップを始めさせたかった事務所が企画したものではないかという声が上がっていました。

しかし、後に月ノ美兎さんの雑談配信内の記者会見を模した「メンバーシップ説明会」で「もともと2人ともやりたいと思っていた」と明言されています。

 

「月ノ美兎VS剣持刀也」という配信タイトルも本来は「負けたらメンバーシップ開設」でしたが、お互いが負けようとするところを楽しむという企画の趣旨が伝わる前に炎上をしてしまうリスクがあったため、「月ノ美兎VS剣持刀也」にしたという裏話などもありました。

また、この配信の雑談の中でこれまでの経緯も語られています。

 

要点だけをかいつまむと、元々は冗談半分で「負けたほうがメンバーシップを開設する対決をやってどちらも負けたがる企画をやりたい」という話が以前からあったが保留されていたところ、剣持刀也さんのほうから月ノ美兎さんに対して「前に言っていた企画をやりたい」との連絡があり、実際に企画として採用したという経緯でした。

 

この企画はどちらも負けようとする姿を視聴者が見て楽しめるかどうかが大事になるため、お互いが負けようとしても成立するゲームを選ぶのは大変だったことも語られています。

 

 

今後のメンバーシップの予定について

月ノ美兎さんの雑談配信内の「メンバーシップ説明会」では、月ノ美兎さんのメンバーシップのこれからの展望について語られました。

まず、メンバーシップは「己の人生を豊かにするために活用する」と宣言しています。「己の人生を豊かに」というフレーズは月ノ美兎さんが以前から自分やファンに対して何度も使っている言葉ですが、メンバーシップでの収益もそのために使うと表明しました。

 

実際に発表されたメンバーシップでやりたいことは以下の通りです。

 

  • メンバーシップのバッジの作成
  • 同時視聴配信
  • 動画編集作業配信
  • 月一の写真晒し

 

同時視聴配信は、配信活動を始めるまでは映画を見ていたのに現在はあまり見られていないため、メンバーシップ限定配信で映画などの同時視聴をすることで習慣化してしまおうという意図から企画されています。

動画作業配信は、誰かに見張られながら作業をしたいが、付き合わせる相手がいないことから企画されました。

 

また、編集作業を見てしまうと完成する動画の内容が先にわかってしまうため、よほど熱心なファンでない限り本編を見なくなってしまうのではないかという懸念がありましたが、メンバーシップ限定配信でなら熱心なファンしか見ないので作業配信をしても問題ないだろうと判断していました。

一方の剣持刀也さんは、自身の配信内で「メンバーシップの権利は貰ったけどしないかも」というファンの声に「あの流れだったらするだろ!」といつものようにキレの良い突っ込みを飛ばしています。

 

剣持刀也さんは「月ノ美兎VS剣持刀也」でメンバーシップの開設が決定してからは、特にメンバーシップに関する情報を出していません。

しかし、企画での対決中に「動画視聴をやりたい」「クロースドな環境があればやれることがいっぱいある」ということは言っていたため、メンバーシップを解説したあとの企画はすでにいくつか考えていると言えるのではいでしょうか。

 

 

まとめ

月ノ美兎さんと剣持刀也さんがメンバーシップを開設するに至った経緯や、メンバーシップ開設を懸けた勝負の様子、今後の予定などについて解説してきました。

以前からメンバーシップをやらないと宣言していたため、なかなかメンバーシップを開設するタイミングが掴めないでいた2人が茶番と呼べる戦いをすることによってエンタメに昇華しつつメンバーシップを開設できる流れにするというこの企画は、にじさんじの中でもエンタメに力を入れている両名ならではの企画だったといえるのではないでしょうか。

 

月ノ美兎さんと剣持刀也さんがメンバーシップでどんな限定配信をしていくのか、これからが非常に楽しみです。

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