最近YouTubeチャンネル登録者数が大きく伸びたVTuberを紹介!
2023年現在、2万人を超えるVTuberが活躍し続けています。
そんなVTuberの中から、VTuber-info.jpで集計しているランキングで最近大きく伸びていた方を3名ほど、かんたんに紹介していこうと思います。
今回は、YouTubeチャンネル登録者の単純な増加数だけではなく、増加数と増加率の両方が大きく伸びた方を選びました。(記事内の数値は2023年6月時点の数字になります)
3名とも共通してショート動画に力を入れていたり、ショート動画が伸びていたりしたことが要因になっていると思われます。
目次
ざき《役満Vtuber》
ざきさんは、麻雀の動画やショート動画を投稿しているハリネズミをモチーフとしたVTuberです。単純に麻雀をする動画ではなく、役満が絡むような場面に絞っていることが大きな特徴。
現時点の登録者は259,000人で、月ごとのYouTubeチャンネル登録者ランキングでは1ヶ月の間に26,000人と10%近くもチャンネル登録者を増やしています。
YouTubeで麻雀に関する動画やショート動画をメインコンテンツとして毎日投稿しており、一般的なVTuberの配信に多い1時間単位の動画ではなく10分以内の短い動画が基本になっています。ショート動画も、基本的に役満絡みで麻雀をよく知らない人にもすごさが分かるような場面に絞りつつ、短い尺の中でも常に高いテンションで喋ったり叫んだりしてテンポよく見られるようにしているところがざきさんの動画の特徴でしょう。また、ショート動画をTwitterでも共有していて、そこでも一定数のいいね数とRT数を安定して出しています。ショート動画はある程度見られているものがおすすめに出やすいと言われているので、Twitterからの流入もある程度プラスに働いているでしょう。
4月に100万再生を超えるショート動画が2本ほど出てから、ショート動画が安定して伸び、30万~80万再生を多く出していることが最近大きく伸びた理由だと思います。
チャンネル登録者の推移グラフを見る限りいきなり伸びている日があるわけではなく、安定して伸ばしている印象です。
字幕や演出、BGMもエンタメとしてきちんと考えて作られていて見やすい動画なので、麻雀が分かる方はぜひ見てみて下さい。ただし、毎回のように叫ぶので音量は少し小さめにすることをおすすめします。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@zakiV
Twitterアカウント:https://twitter.com/zaki_tuber
たみー
声優をしながらVTuber活動をしている珍しいパターンのVTuberです。声優としての名義は民安ともえさん。主にアダルトゲームの声優をしていたため、そちら方面の話を扱うことが多いことが特徴です。配信内容は、企画動画から歌配信、ゲーム配信など。
現在のチャンネル登録者数は149,000人ですが、直近1ヶ月で22,000人も登録者が増加しており、増加率で計算すると17%も伸ばしています。2018年から活動していてコツコツと伸ばしてきたVTuberが2023年に急激に伸びるのは珍しいケースだと思います。
伸びた要因は、おそらく6月10日に投稿されたショート動画(若干センシティブな内容を扱ったもの)がいわゆるバズを起こしたことが原因でしょう。それ以前は10万再生以下のショートが多かったのに対し、そのショート動画が再生回数100万回(現在では150万回)を超えたあとは再生回数20万回を超えるのショート動画がいくつも出ています。
声優としても長く活動しているためトークも聞き取りやすく、短い尺にセリフを詰め込むようなショート動画との相性が良かったのかもしれません。実際にバズったショート動画のコメントでも声の良さと聞き取りやすさを褒めるコメントが多く付いています。
ゲーム配信や企画系の動画も安定して面白いので、たまに入る下ネタを許容できる方にはおすすめのVTuberです。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@tammy_ch
Twitterアカウント:https://twitter.com/tammy_now
澄(すみ)
澄さんは、糸目(常に目を閉じているような状態)でお茶目なお姉さんとして活動する個人勢のVTuberです。配信内容は、歌配信と雑談配信がメインコンテンツで、たまにコラボ配信でゲームをしています。
2022年の1月に活動を開始、2023年の5月27日にYouTubeのチャンネル登録者数10,000人を達成した後、登録者数が一気に伸びて6月25日時点では45,000人を超えています。デビューしたばかりというわけでもない状態で1ヶ月ほどの間に4倍以上になるという脅威の伸び方をしていました。
澄さんのショート動画はなかなか1万再生を超えられずにいたのですが、4月に投稿した転生林檎の替え歌で再生回数50万回を突破しました。その後は安定して数万再生を出しながらいくつか10万再生を超え、6月8日に投稿した「糸目V、開眼するの?」というショート動画が普段の10倍を超える再生数およそ100万回再生となりました。この動画が大きく伸びた要因の1つと思われます。5月ごろからの配信でも「ショートから来ました」というコメントが複数投稿されていました。
また、5月28日に行われたバーチャル物産展の影響や、大手事務所に所属するVTuberの方に紹介された影響も多少あったと思います。
ただし、それ以前からも順調に伸びており、2023年4月~5月28日まで行われた「3D化プロジェクト」のクラウドファンディングでは目標額550,000円に対し4.5倍以上となる2,578,560円を集めているので、この時点で既に注目されていたと言えるでしょう。
3D化プロジェクトが進めば3D化のお披露目配信などでさらに伸びていくことも予想され、これからにも期待できるVTuberです。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@sumisuya
Twitterアカウント:https://twitter.com/sumisuya
まとめ
最近YouTubeのチャンネル登録者が大きく伸びたVTuberを3名紹介してきました。今回紹介できなかった方の中にも最近伸びている方はたくさんいるので、全て紹介しきれないことが残念です。
近年は、個人勢VTuberの場合はショート動画、大手所属のVTuberの場合はショート動画とTikTokでのオリジナル楽曲のバズがきっかけで大きく伸びるケースがよくあります。特に大手のVTuberの中には「TikTokでハズることを狙ってオリジナル曲を作った」と公言している方までいるような状況になっています。
もちろんショート動画とは関係なく伸びている方もいますが、チャンネル登録者を増やしたいVTuberにとってショート動画は避けては通れないような状況になっているのではないでしょうか。今回紹介した3名ともショート動画が伸びるきっかけになっていたことからも感じられると思います。
ショート動画に力を入れている方の投稿したショート動画は、テンポ良く気軽に見られるような動画の作りになっているので、興味の湧いた方はぜひショート動画だけでも見てみてください。
また、自動的におすすめされて出てくるショート動画を巡回してバズっているショート動画を見つければ、これから伸びるVTuberを見つけることができるかもしれません。