VTuberとは?わかりやすく解説

「あの可愛いキャラクターはなんだろう?」
YouTubeで可愛らしいキャラクターがメインのチャンネルを見たことはありませんか?
キャラクターメインで動画配信している人のことを「VTuber」(ブイチューバー)といいます。

 

「VTuber?YouTuber(ユーチューバー)と何が違うの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、周りに何が違うのか怖くて聞けない人も多いと思います。

 

そんなあなたのためにこの記事では

  • VTuberとはなにか
  • どんなVTuberがいるのか
  • Vtuberって簡単になれるのか

を紹介します。
この記事を読めば、VTuberとは何かということを3分で説明できるようになります。

 

目次

「VTuber」とは何か

まずは、「VTuber」とは何かを紹介します。
「VTuber」とは「バーチャルYouTuber」の略称です。
2次元、または3次元のキャラクターが動画配信を運営している方のことです。

 

2016年12月に突如としてYouTube界に現れた「キズナアイ」がバーチャルYouTuberと名乗ったことが始まりです。
はじめは独自の名称でしたが、2017年末頃から強い注目を浴びるようになり、その頃から総称として使われはじめました。

 

キャラクターということが条件で、2次元でも3次元でも好きなスタイルで表現できます。

よく見かけるものは、モーションキャプチャを使用してキャラクターが自在に動かし、視聴者や共演者とのやり取りの中で「人間のような」リアクションをとる姿が印象的だと思います。

しかし、キャラクターの条件としては動いていても、止まっていてもどちらでも良いのです。「これがVTuberだ」という定義はありません。

 

そして、YouTubeに投稿していなくても「VTuber」と呼ぶこともあります。
「えっ!?」と思われるかもしれませんが、技術の進歩で注目が集まるにつれ、「YouTube」の枠を超えてしまいました。
CGをアバターとしたものは他の動画配信サービスなどでも起用されていて、その配信者の総称を「VTuber」と呼ぶようになったのです。(他にもVライバーやバーチャルタレントなど様々な呼び方もあります)

 

VTuberは動画配信だけではなく、

  • テレビ番組、CMの出演
  • 企業の宣伝、広告
  • 地方自治体公認のVTuber

など…

 

とても活躍の場が広いですよね。これからの技術の進化で、さらにVTuberたちを目にする機会が増えそうです。

 

どんなVTuberがいるの?

ここからはどんなVTuberがいるのかについて解説します。

・キズナアイ

先ほど紹介した「キズナアイ」が2016年12月に現れてからVTuberの歴史は始まりました。
ここで簡単にプロフィールを紹介します。
YouTubeチャンネルの「A .I .Channel」と「A .I.Games」両チャンネルの合計チャンネル登録者数は現在453万人(2022.11.28のデータ)です。

 

キズナアイはVTuberを世に広めた存在であり、2022年3月時点でチャンネル登録者数が一番多いトップVTuberです。音楽活動、TV、CM出演、ゲームなどのエンタメ界の各所に顔を出している。
さらに企業とも多くのコラボレーションをしていて、名前を知らなくてもみたことがある人は多いのではないでしょうか?

 

しかし、現在は無期限活動休止中ですが、いまだに多くのファンがいます。活動休止中でもYouTubeチャンネルは見られるので気になるかたは是非ご覧ください。

・バーチャルYouTuber四天王

2017年12月から急速な成長をしたVTuber界隈。
その中でも、キズナアイを筆頭に「輝夜月」「ミライアカリ」「シロ」そして「バーチャルのじゃロリ孤娘YouTuberおじさん(ねこます)」がファンの間で「バーチャルYouTuber四天王」と呼ばれていました。
「四人じゃないじゃん」と言う声が聞こえてきそうですが、当時はキズナアイも入れての四天王と言う考え方と、キズナアイを「親分」として他の四人が四天王と言う考え方がありました。

 

それぞれのチャンネル登録者数も凄まじかったが、個々の個性も際立っていてVTuber人気の起爆剤になっていたことは間違いありません。

 

2022年のVTuberランキングを見てみると1位は「ガウル・グラ」
2位は「キズナアイ」3位は「宝鐘マリン」となっています。
キズナアイは活動休止中でも2位にランクインしています。他の順位を見てみると四天王の姿がなくなっています。新勢力が出てきているのでこちらも注目していきたいですね。

・茨 ひより(いばら ひより)

茨城県を救ったVTuber
とうとうYouTuberが、1つの県を救う時代になりました。
茨城県は「都道府県魅力度ランキング」で2013年から7年連続で最下位でした。しかし、2020年に42位にランクアップ。

 

この話題は茨城県だけでなく、各地で取り上げられました。
なぜこのような変化を茨城県が起こせるようになったのかというと茨城県職員で、県運営のYouTubeチャンネルのアナウンサーである「茨 ひより」の影響が大きいです。

県の運営するチャンネルとしては異例の「歌ってみた」や「ゲーム実況」などにチャレンジして、お堅い県運営のイメージを変えることに成功。もちろん茨城県の魅力もたくさん伝えることで茨城県民から愛される存在になったのです。

 

他の地域にも地元の魅力を伝えたいと思い活動しているVTuberがいます。
地方系VTuberの先駆者になったのは間違いなく「茨 ひより」の存在が大きいでしょう。

 

その他にも、プロサッカーチームFC岐阜の「蹴球夢」や子供向けYouTubeチャンネルの「クマーバ」など多くのバーチャルYouTuberが活躍しています。

今まで気にしていなかっただけで、意外に身の回りにあるものもVTuberが関係しているかもしれません。

 

VTuberって簡単になれるの?

ここまで記事を読んでくれているあなたはVTuberに興味があるということですね。
よく聞かれる質問があります。
「VTuber」って簡単になれるの? 」という質問をよくいただくのですが、

 

答えは「なれます」。

 

なぜならVTuberはアバターを作り名乗った時点でVTuberとして活動できるからです。
スマホアプリをダウンロードしてキャラクターを作成、あとは配信するだけです。
想像しているよりも簡単ですよね!
スマホアプリも様々なものがあるので、気になるものをダウンロードして使ってみるのもいいですね。

 

スマホではなく、「もっと本格的なものが撮影したい」という人は、機材やソフトを揃える必要があります。
撮影に必要なものは以下の5点です。

  • PC
  • マイク
  • Webカメラ
  • アニメーションソフト
  • 録画・配信ソフト以上、5点あれば本格的な配信をスタートできます!

 

しかし、動画撮影するには機材やソフト以外にも用意することがあります。
それは、「台本」です。1つの動画の流れや伝えたいことを考えなくてはいけません。適当に話しているだけではつまらない動画になってしまいますからね。面白い動画をつくるには面白いあらすじや台本が必要です。
ある程度でも良いので台本を作成してから撮影に臨みましょう。

 

どんな感じに台本を作ればいいのかわからない!そういった場合は自分の好きな動画をみて勉強するのがオススメです。

 

まずはいろいろなVTuberの世界を体感してみて下さい。
あなたの好きなVTuberを見つけて交流することで新たな世界が見えるかもしれません。

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