個性的なVTuber

オープニング

個人勢から企業勢まで様々なタイプの配信者がいるVTuber。
ゲームや歌、トーク力など配信者スキルが光るVTuberは多いですが、その中でも個性的な性格をしていたら一層際立って見えますよね。
個性が強いのは配信者としてもとても強い武器になるでしょう。

ここではそんな「個性的なVTuber」を企業勢のにじさんじに視点を置いてまとめてみたのでぜひ最後までご覧ください。

壱百満天原サロメ

まずは約1ヶ月という脅威の速度でチャンネル登録者数100万人を突破したゲーミングお嬢様について解説していきます。

彼女は初配信の自己紹介において住民票や履歴書などの書類を晒し、最終的に何を思ったのか胃カメラの写真をモザイク無しでそのまま視聴者に見せるという衝撃的な行動をしています。
何に対しても初対面の印象が1番大事とはいいますが初配信に胃カメラとはとてもインパクトが強いですね。

彼女はお嬢様に憧れる一般人で、語尾に「ですわ」を付けて話しているところもとても印象的ですがその反面少しお嬢様とは思えない発言をする1面にギャップを感じる人も多いのではないでしょうか。

その点ゲームにおいてはそこそこな腕でおっちょこちょいである可愛らしさにも必見です。

配信初日から特大なインパクトで人気が爆発した彼女ですが1回の配信時間が他のVTuberと比べると1時間弱と短く、APEXやVALORANT等のFPSゲームでは無くバイオハザードなどのホラゲや極たまに歌枠を行っている為VTuberをあまり知らない人でも楽しめるようなライブ配信が多い為初心者にはもってこいのVTuberです。

魔界ノりりむ

ピンクを貴重とした衣装に新衣装はメイド服、愛嬌のある甘く可愛らしい声が特徴の魔界ノりりむさん。

同じにじさんじに所属する葛葉さんと卯月コウさんが指示役、表で魔界ノりりむさんが凸待ちをして裏で指示している2人の言葉をそのまま電話相手に伝えなくてはいけない、魔界ノりりむさんが2人の操り人形としてライバーと電話をする20万人記念の凸待ちが人気です。

この凸待ち企画では指示役の2人が何気なく呟く独り言さえも魔界ノりりむさんが復唱してしまい電話相手を更に戸惑わせていたり、あるライバーに好きなところを聞かれ、ここで「涙を知っているからこそ人一倍笑えるところ」と卯月コウさんに指示されるのですが魔界ノりりむさんは「涙を人一倍笑えるところ」ととんでもない発言をしてしまいます。指示役の2人が楽しそうに笑っていたり、後から伝言の概念について指摘を受けていたりと魔界ノりりむさんは少し抜けているのがまた彼女の面白さじゃないかとも思います。

それとにじさんじの中でポエマーといえば彼女の名が出てくる程彼女はとてもポエマーなのだとか。
2019年5月15日の配信タイトルが、どこからが朝でどこからが友達なの？というとてもポエムチックな文章になっていたり、その他にもオーディオインターフェースの機械を通して音が出なくなり社築さんに相談する際に、いきなり音の無い世界になって…と言ったことに社築さんはそんな物語みたいな知的な考え方をするのは凄いなと発言をしていて上記の配信タイトルの話題で、多くの作詞に携わっている加賀美ハヤトさんが作詞する側として本物の嫉妬があったと発言する程に彼女の想像力の豊かさ、言葉選びには才能があるのではないでしょうか。

彼女特有の独特な考え方はストーリーゲームで光ります。どのキャラクターにも感情移入し、常にその人の気持ちに寄り添ってゲームの世界に没頭するのは彼女の優しさ故に、その独特な着眼点は彼女の魅力でもあります。
そんな彼女と見るストーリーゲームはとても深く楽しいものになるでしょう。

剣持刀也

にじさんじの先輩である月ノ美兎さんへのTwitterの初リプライでネタなのか本当に間違えてそう返信されたのかは分かりませんが力也さんよろしくお願いします、と刀也では無く力也でリプライが返ってきていたことによりデビュー仕立てからにじさんじのいじられキャラとなる彼ですがそれと共にサイコパスでもありロリコンでもあるという強烈なキャラが人気を呼んでいるようです。

またリスナーとのプロレスが上手なことでも人気ですね。初期にリスナーから顎が尖っている理由を聞かれ、人を刺殺する為ですと答えたことにより彼といえば顎の人として定着することになります。

彼は唯一にじさんじの中でもYouTubeのメンバーシップを開設していないのですがその理由が、リスナーに色を付けたくないから、というリスナーに対してリスナーは平等に扱いたい純粋な気持ちを常に持っている優しい一面もあります。
リスナーからの匿名の質問を答えるマシュマロを食べる（マシュマロという匿名質問箱を答えることをマシュマロを食べるといいます）雑談配信では最早質問になっていない単語を並べただけのクソマロにすら面白おかしく答えていく彼とクソマロを送り続けるギャグ線のあるリスナーとのプロレスはとても見所があるので是非見てみてくださいね。

そしてラップが得意な彼ですが2019年に行われた歌枠ではトリセツという歌に替え歌を挟んでいて、幼女さらうけど笑って許してねとロリコンと言わざるを得ないとても狂気なフレーズを歌うなど彼の狂気っぷりは計り知れませんね。

月ノ美兎

委員長キャラで知られている月ノ美兎さんはとても柔らかく上品な声をしていますが、その声や清楚な見た目とは裏腹に2020年の歌謡祭ではでろーん事、同期の樋口楓さんと豚のご飯というとても個性的な歌を歌っていたり、2022年11月時点でにじさんじライバーの嫌いな食べ物だけで1日過ごします、という動画を出していたりネタ物を全力で発信しているとてもエンターテインメント性のあるVTuberです。

ネタ枠に走る彼女はとても面白くそれが人気の秘訣なのですがウラノミト等のオリジナル楽曲を歌っていたりリアルライブでの彼女はとても同一人物とは思えないくらいに彼女にしかない落ち着いた大人な雰囲気、歌声を披露しています。

彼女は2019年から2年に渡ってエイプリルフールの日にある配信をしているのですが、そこに謎ノ美兎という謎のキャラクターが登場しています。
謎ノ美兎とは端的にいうと月ノ美兎さんのコスプレをした謎の人物を表しており2022年に開催されたフェスイベント、にじFesでは謎ノ美兎が会場に何人か乱入する形となり多くの客、スタッフに混じりとても派手な姿で暴れ回っていたという情報もありますが彼女が何者なのかはリスナー元い月ノ美兎さん本人も知らないようです。

当の本人は彼女を不審者扱いしているようですが2022年のにじFesのエンディングにて、最後会場全体が映るシーンでカツラが取れた謎ノ美兎が座っているところが映り込みそこでFes自体のライブ配信が終わるという謎の展開となりました。

そして月ノ美兎さんはにじさんじのタイプ診断というWebサイトにあるゲームの作成者でもあります。良ければ診断してみてくださいね。

エンディング

これまで個性的なVTuberについて話してきましたが、天然な発言、その人にしか無い感性、性格や言葉のイントネーションなど何かにおいて癖を持っていたりと様々な個性を持ったVTuberがにじさんじにはいることが分かります。これも人気の1つですね。

やはりどこか変わっていて目立っていると何に対しても目に入ることが多く、気になってしまう人も多いのではないでしょうか。
学校に例えるとクラスに一人はいる、なんでも面白おかしく発言をして周りを笑わせるムードメーカーのようなものですね。
この記事で紹介したにじさんじのVTuber以外にも個性的なVTuberは追えないほど多くいるのでよかったら見つけてみてくださいね。