空間音響技術「Re:Sense™」を開発する「クレプシードラ株式会社」に出資

ユナイテッド株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員：早川 与規、証券コード：2497、以下「ユナイテッド」）は、クレプシードラ株式会社（本社：東京都大田区、代表取締役：今 誉、以下「クレプシードラ」）へ出資いたしました。

■クレプシードラの事業について

クレプシードラは、「Creativity for All. Create a Culture. 〜誰もが最高の音体験に触れられる心豊かな世界と文化を創る〜」をパーパスに掲げ、空間音響技術「Re:Sense™️」を用いた音響体験を提供しています。

鼓膜の振動を再現する空間録音技術とAIによる独自の音声補正技術(Re:Sense)は、音の臨場感や質感、人の気配感を忠実に再現し、自分自身がその場にいるかのような臨場感のあるサウンドを提供することで、体験価値の高い新しいエンターテインメント文化を創出します。

■ユナイテッドによるクレプシードラへの出資の背景

現在クレプシードラがユースケースを開発しているVTuberの市場は今後も急激に伸長していく市場として目されており、グローバルで2023年の10億8,270万米ドルから2029年には40億4,433万米ドルに成長し、予測期間中の年間平均成長率（CAGR）は24.56%になると予測されています*１。

VTuber領域での体験価値を高めることができるクレプシードラの技術は、市場の伸長に応じて事業拡大していくと考えられます。また、VTuber領域に限らずメタバースやエンターテインメントの領域でも活用可能性があるほか、グローバル展開が可能な技術であるため、対象にできる市場の広がりも期待されます。

2020年にクレプシードラを創業した代表の今氏は、空間音響に関する高い技術力と専門性を通じて新しいエンターテインメント文化の創造を目指しています。ユナイテッドは、この新たな文化創造に期待するとともに、クレプシードラの開発・提供するプロダクトが音の臨場感・質感を忠実に再現した音声コンテンツを作り出し、聴く人の体験価値を最大化させていくと考え、この度の出資を決定いたしました。

 *1 株式会社グローバルインフォメーション「バーチャルアイドルとVTuberの世界市場：2029年までの予測」

■今後の展望

クレプシードラは、今回調達した資金でプロダクトの開発等に注力していく予定です。ユナイテッドとしても、クレプシードラの事業拡大とさらなる成長に向け支援してまいります。

ユナイテッドは今後も、有望なビジネスモデルを持つベンチャー・スタートアップ企業への投資を積極的に行ってまいります。

■ユナイテッド株式会社 投資事業について

ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」をパーパスに掲げ、投資事業、教育事業、人材マッチング事業の3つをコア事業としています。

投資事業においては、インターネットビジネスの黎明期から20年以上に渡って数々のベンチャー・スタートアップ企業に投資を行い、投資先企業の成長・EXITに寄り添ってまいりました。

現在は国内のシード～アーリーステージのベンチャー・スタートアップ企業を主な投資対象としております。投資はすべて自己資金で行っているため、柔軟かつスピーディーな意思決定が可能です。

投資後には、長年の事業運営・投資経験により培った事業・組織運営ノウハウの提供、及び資金調達・EXIT支援等を行っております。加えて、ハンズオン支援部隊であるUVS*2が事業戦略立案から実行に至るまで、事業成長のための一気通貫の支援を行います。

*2 UVS（UNITED Venture Success）：キャピタリストチーム、バリューアップチームメンバーによって構成されるハンズオン支援部隊

■出資先概要

■会社概要