ホロライブ所属VTuber達が戦う格闘ゲーム『Idol Showdown』がDL数50万超えの大好評!
2023年5月6日にBesto GamesよりPC向けの対戦型格闘ゲーム『Idol Showdown』が無料配信されました。ホロライブが関わった公式なものではなく、非公式のファンメイドのゲームとして作られています。
配信開始されてすぐに20万ダウンロードを突破し、5日後の時点で50万ダウンロード超え、同時接続数も最大で10,000人を超える大好評となっています。
この記事では『Idol Showdown』の簡単な紹介や、現在実装されているキャラ(VTuber)の紹介、同作に対してのプロゲーマーの反応やホロライブメンバーたち反応などを紹介していきます。
目次
ホロライブメンバーで戦う格闘ゲーム『Idol Showdown』の紹介
ゲームの概要
『Idol Showdown』は、人気VTuberであるホロライブのメンバー達を動かして戦うPC向け格闘ゲームです。ホロライブを運営するカバー株式会社が関わった公式のものではなく、ファンによって作られた非公式のファンメイドゲームとなっています。(二次創作ガイドラインには準拠)
Steamという配信プラットフォームで無料配信されているため、誰でもすぐに無料で遊ぶことができます。ネットワーク対戦機能もあり。
ホロライブメンバーを操作キャラクターとして使えるだけでなく、各メンバーの配信で出てきたものやこれまでの活動の中で関わったものがゲーム内に散りばめられていることが大きな特徴です。
また、格闘ゲームというジャンルに不慣れな方でも遊べるように難しいコマンド入力は極力排除されているため、ホロライブメンバーのファンの中で格闘ゲームにあまり馴染みのない方でも手に取りやすいように配慮されています。
一例を挙げると、上方向に向かって攻撃を放ついわゆる「対空技」のコマンドは、格闘ゲームでは右・下・右下+攻撃ボタンとなっている作品が多いのですが『Idol Showdown』では下・下+攻撃ボタンとこれまでの一般的なコマンドに比べて非常に簡単に出せるようになっています。
同作はコンボ補正がかなり強めにかかる仕様となっているため、連続で攻撃を当て続けると相手の体力がほとんど減らなくなります。したがって、一度空中に浮かされてしまったらそのまま連続で攻撃を入れられて何もできないまま終わってしまう、なんてことが起こりにくくなっています。
そのほか、操作やシステムを覚えるためのチュートリアルもしっかりと作り込まれているので格闘ゲームを遊んだことがない方でもプレイしやすくなっています。
登場するホロライブメンバーの紹介
現時点で操作できるのは、白上フブキさん、ときのそらさん、戌神ころねさん、百鬼あやめさん、獅白ぼたんさん、星街すいせいさん、アキ・ローゼンタールさん、桐生ココさんの8名。
ゲーム内の「コラボ」と呼ばれるアシスト機能で一時的に戦闘に参加して助けてくれるアシストキャラは、大神ミオさん、宝鐘マリンさん、天音かなたさん、風真いろはさん、アユンダ・リスさん、小鳥遊キアラさん、ワトソン・アメリアさん、ロボ子さん、さくらみこさんの9名です。
『Idol Showdown』がリリースされてからの様子
配信前から話題になっていた『Idol Showdown』ですが、配信されてからも大きな話題になっています。
その中でも印象的だったものの一部を紹介していきます。
『Idol Showdown』に登場するVTuber本人が配信中にボイスを提供し、すぐに『Idol Showdown』に実装される
『Idol Showdown』の実況プレイ配信をしていた獅白ぼたんさんが配信中に差し替え用のボイスを提供し、次の日にはボイスの差し替えが行われました。
経緯としては、同作の実況プレイ配信をしていた獅白ぼたんさんが自身のボイスを聞いた際に笑いながら自分のボイスがあまり良くないことに言及。その後「自分だけ感情が乗っていない」「やってて申し訳ない気分になってきた」と述べ、配信のBGMを切って「ららーいおん」「たちゅけてー」などのセリフを「どのシーンで使ってほしいか」の要望とともに提供しました。
その後、24時間も経たないうちに一部ボイスが『Idol Showdown』内で差し替えられ、本人もそのことに言及し大きな話題になっていました。
また、ときのそらさんも配信中にBGMを消してのセリフ読みを行っており、ゲーム内に実装されることとなりました。
獅白ぼたんさんがボイスの提供を行っていた配信はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=LEgrV2vwORQ
『Idol Showdown』がプロゲーマーの間でも話題に
ホロライブを始めとしたVTuberのファンだけでなく、プロゲーマーや格闘ゲームの有名プレイヤーもプレイし、高い評価をしています。
一例を挙げると、『GUILTY GEAR』シリーズや『ストリートファイター』シリーズのような2Dの格闘ゲームを得意とするプロゲーマーのかずのこさんは配信開始となった5月6日から毎日ライブ配信をしているだけでなく、キャラの使い方やコンボの解説動画を公開しています。
また、esportsのキャスターとして活動しているなないさんや『THE KING OF FIGHTERS』シリーズなどで実績のあるプロゲーマーのSCOREさんなども連日プレイしています。
その他にも有名な格闘ゲームのプレイヤーがプレイし、おおむね高い評価を得ている様子。
通常の格闘ゲームと違い操作キャラクターのほとんどが今も活動しているVTuberのため、これまで格闘ゲームのように強すぎる技を持つキャラクターのことを罵倒したり、弱すぎるキャラクターを揶揄したりすることがあまりない点も特徴でしょう。
一般的な格闘ゲームの場合は、強いキャラとそうでないキャラをランク付けすることが多いですが『Idol Showdown』ではその辺りに配慮しているプレイヤーが多い印象です。
ホロライブメンバーも『Idol Showdown』をプレイ
前述したホロライブメンバーによるボイス提供の配信の他にも、多くのホロライブメンバーが『Idol Showdown』をプレイしています。配信していたメンバーによると「運営から配信でやって良い」と言われていたとのことなので、ホロライブ公式ではありませんが実質的に公認であると思われます。
自分がゲームに登場している白上フブキさん、戌神ころねさん、ときのそらさん、獅白ぼたんさん、小鳥遊キアラさんやアシストキャラクターとして出ている宝鐘マリンさんや、ロボ子さんなど多くのホロライブメンバーが『Idol Showdown』をプレイし、様々なリアクションを見せてくれています。
一例を挙げると『Idol Showdown』のプレイ中に宝鐘マリンさんに掴まれたホロライブメンバーが嫌がって叫んでいるシーンなどはみなリアクションがよく、切り抜き動画としてまとめられていたりします。(相手に飛びついて掴みかかり行動を阻害するアクションなのですが、普段からそのような行動をしそうな方として活動しているからかもしれません)
YouTube上で各ホロライブメンバーがプレイした際の見どころを切り抜いてまとめたものがいくつも公開されているので、興味がある方は切り抜きだけでも見てみると良いでしょう。
まとめ
この記事では『Idol Showdown』の簡単な紹介や、現在実装されているVTuberの紹介、同作に対してのプロゲーマーの反応やホロライブメンバーたち反応などを紹介してきました。
非公式のファンメイドの格闘ゲームとしては非常によくできており、格闘ゲームを主にプレイしてプロゲーマーも配信開始から継続して遊び続けていることからかなりよくできた対戦格闘ゲームと言って良いのではないでしょうか。
また、ホロライブメンバーもプレイしていて運営からも配信でプレイする許可が出ていることから実質的にホロライブ公認の状態で、メンバーからボイスの提供もされているような状態のため、制作者がカバー株式会社と揉めてしまうおそれも今のところ無いと思われますので、安心してプレイできます。
『Idol Showdown』は無料で遊べますので、パソコンを持っている方は一度遊んでみてはいかがでしょうか。