THE FIRST TAKE出演!VTuber星街すいせいのオリジナル曲5選

名だたるアーティストたちが、一発撮りでパフォーマンスを披露するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」(ザ・ファースト・テイク)。

2023年1月19日、THE FIRST TAKEに初めてバーチャルYouTuberが出演したことで、大きな話題となりました。

 

女性VTuberグループ「ホロライブ」所属のバーチャルアイドル「星街すいせい」さんです。

そこで今回は、伝説的な偉業を成し遂げた星街すいせいのオリジナル曲の中から、人気の5曲を厳選して紹介します。

 

THE FIRST TAKEで披露されたあの曲や、彼女を知る上では欠かせない名曲がたくさんあるので楽しんでいただければ幸いです。

それではどうぞ!

 

 

目次

彗星の如く現れたアイドルVTuber星街すいせいとは?

ホロライブ0期生の星街すいせいさんは、歌とアイドルをこよなく愛する永遠の18歳のバーチャルアイドル。

YouTubeチャンネルの登録者数は170万人、Twitterフォロワー数は120万人を突破し、「すいちゃん」という愛称で親しまれている大人気VTuberです。

 

2018年3月22日に企業に所属しない“個人勢”VTuberとしてデビュー後、2019年5月19日のイノナカミュージック加入を経て、同年12月1日にホロライブに転籍したという異色の経歴の持ち主でもあります。

VTuberの中でも屈指の歌唱力を誇り、武道館ライブを目標に掲げて活動している星街さんは音楽方面での活躍が目覚ましいです。

 

2021年9月29日に1stフルアルバム『Still Still Stellar』をリリース、2022年3月31日にはサウンドプロデューサー・TAKU INOUEさんとの音楽プロジェクト「Midnight Grand Orchestra」としてメジャーデビュー。

最近では2023年1月25日にリリースした2ndフルアルバム『Specter』を引っ提げて、同月28日に2ndソロライブ「Shout in Crisis」を開催しました。

 

「彗星の如く現れたスターの原石!」 という口上の通りにスターの階段を駆け登る彼女は、今最も旬なVTuberと言えるでしょう。

 

 

①Stellar Stellar

最初に紹介する星街すいせいのオリジナル曲は、THE FIRST TAKE初登場時に披露された代表曲の「Stellar Stellar」。

動画公開時はチャンネル史上最大の同時視聴者数約16万人を記録し、わずか3日間で500万回再生を達成しました。(2023年2月時点では924万回再生)

 

その反響もあってか、2021年10月8日にYouTubeで公開されたミュージックビデオ(MV)の再生数は2023年1月31日に2000万再生を突破、現在は2122万回を記録しています。

「Stellar Stellar」は1stアルバム『Still Still Stellar』のリード曲ですが、星街さんのTHE FIRST TAKE出演にあたって、作編曲を担当したTAKU INOUEさんがアコースティックアレンジを行いました。

 

冒頭やサビで繰り返し使われる「だって僕は星だから」という印象的なフレーズは、まるで星街すいせいそのものを歌ったようです。

元々は朝が嫌いな星街さんが、歌詞にあるように「明日なんて来ないままでいて」と憂鬱に思う人たちを勇気づけたい、という想いから生まれた楽曲。

 

今回の出演によって、そんな彼女の想いは歌声と共に多くの人に届いたことでしょう。

 

 

②GHOST

続いては同じく1stアルバム『Still Still Stellar』収録曲から、星街さん自らが作詞を手掛けた「GHOST」。

2021年4月13日に公開されたMVの再生数は、現在2022万回を記録しています。

 

作曲・編曲を担当したのはアニメやゲームのほか、ホロライブの夏色まつりさんなどVTuberにも多く楽曲を提供している佐藤厚仁(Dream Monster)さん。

疾走感のあるメロディーに乗せて、星街さんが主人公=”僕”を「ゴーストみたい」だと表現した歌詞からは強い叫びを感じます。

 

1番の「見えないの僕が 僕のこの声が聞こえてる?」というサビのフレーズが、2番では「見えてるの僕が~届いてる?」になり、最後には「見つけてよ僕を~聞こえてる?」と変化しながら何度も問いかけられます。

誰かに観測されなければ最初から存在しないかのような、幽霊の如く不安定な存在。

 

「GHOST」はVTuberとして生きる星街すいせいの、存在証明のための曲なのかもしれません。

 

 

③天球、彗星は夜を跨いで

続いても『Still Still Stellar』収録曲から、デビュー1周年記念の2ndオリジナルソング「天球、彗星は夜を跨いで」。

2019年3月22日の公開から現在までで1349万回再生されているMVは、なんと星街さん自身が動画を制作したもの。

 

作詞と作編曲を担当したのは「悪魔の踊り方」などで知られ、こんにちは谷田さん名義でボカロPとしても活動していたキタニタツヤさん。

キタニさんは他にもオリジナル曲「TEMPLATE」を星街さんに提供していますが、「天球、彗星は夜を跨いで」ではダークなロックサウンドと、それに負けない星街さんの力強い歌声が堪能できます。

 

星街さんは「この曲で人気が出なければVTuberをやめよう」と考えていたそうで、まさにターニングポイントとなった楽曲と言えるでしょう。

この曲がなければTHE FIRST TAKEへの出演はもちろん、現在の星街すいせいは存在しなかったかもしれません。

 

 

④灼熱にて純情(wii-wii-woo)

続いては、2ndアルバム『Specter』収録曲の「灼熱にて純情(wii-wii-woo) 」。

作詞作曲を手掛けたのは、『シュガーソングとビターステップ』などで有名なUNISON SQUARE GARDENの田淵智也さん。

 

編曲は「六兆年と一夜物語」などで一世を風靡したボカロP・kemuこと堀江晶太さんという、豪華タッグで制作されました。

星街さんは喉の手術のための活動休止から約1か月半後、2022年11月4日の3Dライブ配信で復帰を果たし、2ndアルバム『Specter』の発売と2ndライブ「Shout in Crisis」の開催を発表しました。

 

そんな復帰と重大告知を兼ねたライブで初披露されたのが、この「灼熱にて純情(wii-wii-woo) 」です。

歌姫の復活と飛躍を告げたこの曲は、ステージを燃やし尽くすほどの熱狂を視聴者に与えてくれたことでしょう。

 

 

⑤みちづれ

最後に紹介するのは2ndアルバム『Specter』のリード曲であり、THE FIRST TAKE二回目の出演で披露された「みちづれ」。

2023年2月1日に同チャンネルに投稿された歌唱動画は、現時点で375万回再生されています。

 

「みちづれ」は音楽ユニットYOASOBIのコンポーザー・Ayaseさんが作詞作編曲を手掛けており、2ndライブを生バンドで演奏することを意識して制作されたというバンドサウンドの曲。

「天球、彗星は夜を跨いで」や「GHOST」路線の曲を歌いたいという星街さんの想いに基づいて、活動する上での悩みや葛藤といった複雑な想いが描かれていると言います。

 

VTuberとしての活動存続を懸けた「天球、彗星は夜を跨いで」や、自身の存在証明を叫んだ「GHOST」と通ずる「みちづれ」は、星街すいせいの新たな代表曲になることでしょう。

 

 

まとめ

今回はTHE FIRST TAKEに出演したVTuber・星街すいせいさんのオリジナル曲の中から5曲を紹介しました。

”スターの原石”だったバーチャルアイドルは、今や一流のアーティストたちと並んで圧倒的な輝きを放つ大きな”星”になっています。

 

星街すいせいのために作られたオリジナル曲を通して、彼女の歌声を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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