個人勢VTuberピーナッツくんが歌った『刀ピークリスマスのテーマソング2022』のMVが1500万再生を突破!

個人勢VTuberとして活動するピーナッツくんの歌った曲『刀ピークリスマスのテーマソング2022』のミュージックビデオの再生数が1500万回を突破しました。サビ部分の歌詞から刀ピーOVER DOSEとも呼ばれています。

この記事では、刀ピークリスマスのテーマソング2022とはどんなものか、刀ピークリスマスとは何か、ピーナッツくんとはどんなVTuberかを簡単に説明しつつ、過去のテーマソングをかるく紹介していきます。参考になれば幸いです。

 

 

目次

『刀ピークリスマスのテーマソング2022』とは

個人勢VTuberとして活躍するピーナッツくんが、にじさんじ所属のVTuber剣持刀也さんに向けて毎年クリスマスに贈る歌が『刀ピークリスマスのテーマソング』です。その2022年バージョンがTikTokで話題になり、YouTube上でも1500万再生を突破しました。TikTokやYouTubeショートではサビ部分だけが使われているため、その歌詞から『刀ピーOVERDOSE』と呼ばれてもいますが正式タトルは例年通り『刀ピークリスマスのテーマソング2022』のままです。

 

話題の『刀ピークリスマスのテーマソング2022』はこちら。

 

曲の良さとサビ部分の踊りやすさからTikTokやYouTubeのショート動画を中心にバズった結果、様々な有名配信者が歌ったり踊ったりした曲の原曲として認知され、YouTubeのミュージックビデオが1500再生を突破することとなりました。

踊ったVTuberは軽く挙げるだけでも天宮こころさん、笹木咲さん、鈴木勝さん、星川サラさん、西園チグサさん、犬山たまきさん、兎鞠まりさん、もちひよこさん、田中ヒメさんなど有名な方が勢ぞろい。その他にも大勢の方が歌ったり踊ったりしています。また、VTuber外でも本田翼さんやあのちゃんが踊った動画やアイドルが踊ってみた動画が話題になりました。

 

音楽関係で活動している方も注目し、自身のチャンネル内で取り上げたことも追い風になったと言えるでしょう。一例を挙げると、ラッパーとして活躍する晋平太さんは去年に引き続き『刀ピークリスマスのテーマソング』を聞きながら感想を述べる企画配信を単体企画として行っています。

 

 

ピーナッツくんとはどんなVTuber?

元々は「オシャレになりたいピーナッツくん」という個人の自主制作アニメの主人公キャラクターでした。

黄色いピーナッツがブリーフを履いて赤いスカーフを巻いている姿の5歳児と、かなり攻めた造形のキャラクターです。

 

同作に登場していた甲賀流忍者ぽんぽこというキャラクターをVTuber化、その後に続いてVTuberとしてデビューし、主に二人組で「ぽこピー」として活動しています。自主制作アニメは公開が2017年、VTuber化したのも2018年なのでVTuberとしてはかなり早い段階から活動していたVTuberで、いわゆるVTuber四天王と呼ばれている方々と同期だということを持ちネタにしていたこともあります。

VTuberになってからは、自身の長い活動歴を活かして大手事務所所属の有名VTuberに先輩マウントを取ったり、不自然な距離の詰め方をしてキモがられたりする芸風で活躍しています。愛称は「豆」でイキリ芸をしていたことから「イキリ豆」と呼ばれていたことも。

 

VTuberとしての活動と並行して音楽活動もしていましたが『刀ピークリスマス2021のテーマソング』がVTuber界で話題になった結果、音楽方面の実力も認められHIPHOP系の音楽フェス「POP YOURS」にも着ぐるみの姿で出演。(着ぐるみでの出演は異例だったため、ピーナッツくんを知らない方には着ぐるみ担当と声担当は別の人と思われていました)

同イベントはHIPHOP系/ストリート系から評価を得ているラッパーたちの集まるイベントのため着ぐるみの姿はかなり浮く形でしたが、曲の合間に「今日は面白がられに来たんじゃなくて、カマしに来ましたから!」と宣言しその実力を見せつけてくれました。

 

 

『刀ピークリスマスのテーマソング』の刀ピークリスマスとは何か?

刀ピークリスマスの曲がバズったため『刀ピークリスマスのテーマソング』は認知されていますが、それが何を意味するのか知らない方もSNSでよく見られます。

2018年より、にじさんじ所属の男性VTuber剣持刀也さんと個人勢VTuberのピーナッツくんが2人でクリスマスにコラボ配信をして過ごす「刀ピークリスマス」という企画配信がありました。

 

その中の1コーナーでピーナッツくんが剣持刀也さんに映像付きで歌を捧げたところから『刀ピークリスマスのテーマソング』が始まっています。(さらに前にラップバトル系の企画があり、そのお返しとして刀ピークリスマスに持ってきた曲が刀ピークリスマスのテーマの一作目)

クリスマスに男性2人で過ごすというネタのような企画でしたが、やりすぎなほどしっかりと企画を練ってくるピーナッツくんとそれをキモがりながら鋭くツッコむ剣持刀也さんの姿が好評で毎年恒例となり、現在まで続いています。その結果として、テーマソングも毎年贈られることになりました。

 

あえて気持ち悪い言動をして重すぎる恋人のような姿を見せるピーナッツくんと、それをうまくあしらおうとする剣持刀也さんの掛け合いが刀ピークリスマスの魅力としてファンに親しまれています。

 

 

刀ピークリスマスのテーマソング2018~2021までの紹介

ここからは、過去の刀ピークリスマスのテーマソングを2018年から2021年まで軽く紹介していきます。

曲だけを切り抜いたMVがあるものもありますが、元々はピーナッツくんが剣持刀也さんに捧げるための歌です。

 

したがって、曲を聞きながら剣持刀也さんが鋭いツッコミを入れ続けてこそ本当に完成する曲だと思うため、刀ピークリスマスの配信内の方で紹介していきたいと思います。

 

刀ピークリスマスのテーマ2018

刀ピークリスマスと『刀ピークリスマスのテーマソング』の始まりがこの動画です。

 

お友達と言いながらも裸の付き合いや浮気などのセンシティブなワードを歌詞に入れるところも初回から。剣持刀也さんと仲の良い他のVTuberの名前を挙げて押しのけようとする今でも定番となったネタもこの回からあります。

 

刀ピークリスマスのテーマ2019

『刀ピークリスマスのテーマソング』の第二弾です。前回よりさらにおしゃれな曲に。

 

ネタバレになってしまいますが、剣持刀也さんと仲の良いVTuberの名前を挙げて「だけどみんなは本当の刀也くんを知らない」と歌った瞬間に「お前も知らねえだろ」と後ろから突っ込まれているシーンも「刀ピークリスマス」の配信内でしか見ることのできない見どころの1つです。

また、定番となった「消してリライトして」というASIAN KUNG-FU GENERATIONの『リライト』のオマージュネタもこの回から採用されています。

 

刀ピークリスマスのテーマ2020

2020年の第三段がこちらです。この頃から『刀ピークリスマスのテーマソング』の固定ファンが出てきています。

 

剣持刀也さんの仲の良いVTuberを挙げながら押しのける定番ネタとリライトのオマージュも引き継ぎつつ、「刀ピーもしくはピー刀」という後に定番となるワードも登場します。(カップリングを表記する場合は一般的に左側に来る方が攻める方とされているため、ピーナッツくんが攻める方だと思っている方に対する配慮とされています)

「日本語を知らない人が聞けば名曲」と言われ始めたのもこの回からでした。

 

刀ピークリスマスのテーマ2021

『刀ピークリスマスのテーマソング』が有名になるきっかけになったのがこの回です。

 

前年までもエモいと言われていましたが、音楽性がぐっと増しつつ歌詞のキモさにも拍車がかかります。

実在しない二人のエピソードを捏造して歌詞に盛り込み、いつものネタもしっかり踏襲しつつもキャッチーで口ずさみやすいサビで多くのVTuberの間で話題になりました。

 

そのサビの中毒性からにじさんじをはじめとして多くのVTuberが配信中にうっかり口ずさむこととなり、呪いとまで言われたこともあります。また、VTuber界隈以外の音楽関係の方々に評価され取り上げられたのもこの回からでしょう。

そのため、個人勢VTuberでしかもオリジナル曲であるにもかかわらず数百万再生される大ヒット曲となりました。(2023年3月現在では刀ピークリスマスのテーマソング2022の影響もあり980万再生まで増えています)

 

 

まとめ

この記事では、刀ピークリスマスのテーマソングや刀ピークリスマス、ピーナッツくんについて軽く紹介してきました。

今回は刀ピークリスマスと音楽に関する話しか書いていませんが、着ぐるみの姿でゆるキャラグランプリで優勝したり、VTuberを集めて24時間配信する企画「ぽんぽこ24」を相方の甲賀流忍者ぽんぽこさんと行っていたりとVTuber界隈ではかなり精力的に活動しているVTuberの1人といえます。

 

大手事務所所属のVTuberしか知らない方にはぜひ一度みて欲しい個人勢VTuberです。

VTuberの間で話題になった『刀ピークリスマスのテーマソング2021』を超えるのはもう無理だろうと一年間言われ続けた中で軽く越えてきた今回の『刀ピークリスマスのテーマソング2022』、次回はどう越えてくるのかがとても楽しみなところです。

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